第百三十六話 決着の時!マスターアジア暁に死す!
[8/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ュバルツはシュピーゲルから出ていた。そしてデビルガンダムからキョウジを出してきていた。
「私を撃て。デビルガンダムごとな」
「駄目だ」
だがドモンは首を横に振る。
「俺には・・・・・・できない」
「ドモン!」
「俺には・・・・・・」
「このままキョウジの様な者をまた出すというのか!」
「!?」
「それでもいいのか!また犠牲者を!」
「シュバルツ・・・・・・兄さん・・・・・・」
「わかったのなら早く撃つのだ!撃て!」
「いいのか?」
「そうだ!それが私の意志だ!」
キョウジとなって言っていた。
「キョウジ=カッシュとしての!」
「わかった!」
その言葉にドモンは顔を上げた。そして構えを取る。
「行くぞ!兄さん!」
「来い!ドモン!」
二人は互いに言い合う。
「俺の究極奥義!石破天驚拳!」
奥義を放った。光がデビルガンダムに向かう。それで終わりだと誰もが思った。
シュバルツでさえも。彼は今笑っていた。
「これで・・・・・・」
だがその時だった。もう一つの光がそこに来たのだ。
「何っ!?」
それが凱だった。何を間一髪キョウジとシュバルツをデビルガンダムから救い出したのである。
後ろで大爆発が起こる。凱は二人に対して言ってきた。
「間に合ってよかったな」
「助けてくれたのか、我々を」
「そうだ」
凱は答えた。
「そのつもりだった」
「馬鹿な、我々はもう」
「DG細胞のことなら気にしなくていい」
ここでサコンが言ってきた。
「どういうことだ!?」
「我々が既に特効薬を開発している」
「何と」
「すぐに来てくれ、治療を開始したい」
「わかった」
キョウジとシュバルツはそれを受けて大空魔竜に向かう。既にミカムラ博士は監視態勢に置かれている。この話は今のところは終わりとなったのであった。
「まずはこれで一件落着か」
ディアッカは言った。8
「よかったよかったってな」
「それでですね」
「ああ」
そのうえでニコルの言葉に応える。
「ウォン首相も」
「どうなった?」
「さっきのデビルガンダムの爆発に巻き込まれたようです」
「じゃあ死んだのか」
「はい」
ニコルは答える。
「間違いないです。エネルギー反応がありません」
「またそりゃ随分呆気ないな」
「けれど自業自得ね」
アムが言ってきた。
「結局は」
「きついね、けれどそうなんだよな」
ディアッカは結局は彼女の言葉に頷いた。
「かなりなことやってくれたしな」
「ああした奴は何処にでもいるねえ、全く」
キャオがぼやく。
「どうにも」
「そうだな。けれど」
ダバは言う。
「結局は最後は同じだな」
「因果応報ってやつだ」
ディアッカは彼にも応えた。
「悪事をすれば何時か報いがあるってな。そういう
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ