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ソードアート・オンライン〜黒の剣士と紅き死神〜
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ビーター
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きのルイン・コボルト・センチネルが阻む。


「くそ……どけ!!」「邪魔だっ!!」

ボスに攻撃するための主力パーティーが立ち往生していた。

「危ない!ボスが来るぞ!!一旦引いて「それでは駄目だ」えっ!?」



パーティーが立ち往生している戦域をすり抜け、レイがボスに向かって疾走する。素早く側面に回り込み、ソードスキルを発動。両手剣縱切2連撃技―ダブルスラッシュ。

突然の攻撃で動きが止まるボスには追撃せず、反転、ルイン・コボルト・センチネル3体に切りかかる。両手剣横切単発技―サイクロン。

それで敵は大きく仰け反るが、倒すには至らない。しかし、スキルはそこで終わらなかった。硬直時間が終わると同時に再度、スキルを起動。

それを見た瞬間、俺は自分の目が信じられなかった。片手剣の上位派生である、両手剣を今の時点で使っているのも既に驚きだが…………

両手剣中級技―サイクロン・リヴァイブ。サイクロンとは逆の回転斬りで3体を今度こそ葬る。

彼は既にミドルランクのソードスキルまで操っていた。



___________________________


Sideレイ

「ディアベルさん。取り巻きは俺達に任せてください。ボスをお願いします」
「わかった!!頼んだぞ!!」

混乱の最中、ディアベル、キリト、あの子(アスナって名前らしい。さっきパーティー組んでやっとわかった)は 動揺せずに、センチネルを倒していた。アスナは違うだろうが、あの2人がβなのは確定だろう。

キリト達と連携しセンチネルを倒していく。

やがて、ボスのHPが最後の一本に割り込み、武器を持ち換える。事前の情報ではタルワールだったそれが野太刀に変わっていた。

俺は最初の接触でボスの得物を見抜いていた。



(やっぱりか!!どうりでおかしいと……)

ディアベルは皆を下がらせスキルの発動体制に入っている。
だが、それはタルワールならまだしも、野太刀では完全に殺傷圏内(キル・レンジ)だった。



「「だめだ!!全力で後ろへ跳べ!!」」



キリトも気付いたらしく、叫んだのは同時だった。

しかし、ボスはディアベルの攻撃をかわし、反撃の袈裟斬りで彼を吹き飛ばした。

キリトにアイコンタクトでディアベルのもとへ行くように伝え、俺は今にもプレイヤー達に襲いかかろうとするボスへ駆けた。

「アスナ、一緒に来てくれ!!手順はセンチネルと一緒だ!!」
「分かった!!」



ボスの懐に潜り込み、横から剣を叩きつける。僅かに軌道が逸れた野太刀が床を打ち付け、硬直する。そこへアスナの神速の突きがクリーンヒットし、仰け反るさらに何度か連撃を加え、



「スイッチ!
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