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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第03話「世界初のIS男性操縦者」
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かったらハイかイエスのどちらかで答えろ」
やや面倒くさそうにこちらに振り、自己紹介を始めたのだが……。
千冬姉、それは最初から選択肢が無いと思うのだが……。
女生徒A
「きゃぁぁあああ! 本物の千冬様よ!!」
女生徒B
「ずっとファンでした!」
女生徒C
「私、お姉さまに憧れて北九州からこの学園に来ました!」
千冬姉が挨拶をしたあと一瞬の静寂が生まれ、今度はすぐに女生徒による黄色い声援がクラス…いや学園中に響きわたる。
み、耳が! 耳がぁぁあ!!!
千冬
「はぁ……、よくも毎年これだけの馬鹿者が集まるものだ。全く感心させられる。毎年これだと作為的なモノを感じるぞ」
真耶
「あ、あははっ……」
そう語る千冬姉は本当に迷惑そうで、鬱陶しいという態度を隠そうとせず、山田先生なんかは苦笑している。
女生徒A
「きゃぁあああああっ!! お姉さま、もっと叱って! 罵って!」
女生徒B
「でも時には優しくして!」
女生徒C
「そして、つけ上がらないように躾して〜!!」
そして、本日二度目の
音波攻撃
(
黄色い声援
)
。
今度は事前に察知して、自分の耳を塞いだので被害は全くなかった。
とこで最後の子。君は何を言っているんだ。
それとも俺の聞き間違いだったのだろうか…、自分からペットになろうとするなんて…。
そんなの言ったとしても真に受ける人がいるわけ…
千冬
「フム、そうか…」
女生徒C
「え?」
一夏
「は?」
い、イタァアアア!!
目の前の姉が真に受けた!?
コツ、コツと
女生徒C
(
先ほどの発言者
)
のもとへゆっくりと歩いていく千冬姉。
その動作にクラスの誰もがシンッと静まり返り、千冬姉のことをじっと見つめている。
千冬
「ならば、お前はあとで特別授業をしてやろう」
女生徒C
「え、あの…」
先ほど、冗談でいったのだろう(と俺は信じている)女生徒は震えながら返事を返す。
[コツ、コツ、コッ]
発言元の席にたどり着いた千冬姉は右手をその女生徒の頬に伸ばす。
女生徒C
「あっ…」
撫でるように触れたあと、綺麗な指を彼女の顎に持っていき顔を自分の方に向け、
千冬
「安心しろ、痛いのは最初だけだ。あとは己の本能に従って墜ちて行けばいい」
人を魅了する声でそう告げた。
女子一同
『き、きゃ〜〜〜///』
本日三度目の(ry…
女生徒C
「ち、千冬様///」
顔を真っ赤に染め、どこかうっとりとした表情を向ける女生徒と、その子の頬に手を伸ばし優しく撫で、強者の目を向ける千冬姉。
その姿にクラスの皆も顔を赤くしている。
こ、こんなの千冬姉じゃないっ…!!
救いを求めて、山
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