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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第03話「世界初のIS男性操縦者」
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夏
「はっ、はい!」
女子一同
「「「クスクス…」」」
突然の事で大きな声で返事をしてしまい、周りからクスクスと笑い声が上がっている。
は、恥ずかしい…///
真耶
「ご、ごめんね、大きな声出して。えっとね、いま自己紹介の最中でね、あいうえお順で今織斑君の番なんだけど…お願いできないかな?」
一夏
「え、わかりまs―」
真耶
「本当ですか! 約束ですよ! やぶらないでくださいね!」
一夏
「は、はい」
俺からの了承を言いきる前に不安で押しつぶれそうだった顔から、心底嬉しそうな笑顔を浮かべる童顔の女性。
なんかすごい低姿勢な人だな…そんなに謝らなくてもいいと思うけど…。
それにしても自己紹介か……席を立って皆の方向かないと…ダメだよな……。
ええい織斑一夏。何を弱気になっている。男は度胸だ!
覚悟を決め席から立ち、皆の方へ顔を向けると、
一夏
「うっ…」
クラス全員
『………じ〜』
総勢約30名の視線を浴びた。
一夏
「え、えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします」
クラス全員
『………じ〜』
な、なんだこのもっと喋ってよ的なオーラは!
無理だこれ以上喋れない。まったくと言っていいほど考えていないんだ。
そんな期待した眼を俺に向けないでくれぇぇえ!!
え、だめ? ですよね〜。
ええいこうなったら…
一夏
「すぅ…」
女子一同
『……ゴクッ』
一夏
「以上!!!」
女子一同
『だぁぁああ!!!』
クラスの皆が面白いくらいにずっこけた。
一夏
「え、あれ? だめでした?」
???
「当たり前だバカ者」
[スパァァァン!!]
一夏
「いっ!?」
彼女らがずっこけたあとすぐに、頭上に物凄い衝撃を受けた。
物凄く痛い…。
いったい誰が叩いたのかと顔を後ろに振り返るとそこには…。
一夏
「げっ、関羽!!」
???
「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」
[スパァァァン!!]
一夏
「あだっ!?」
上から下まで黒のスーツで決めた見知った姿がそこにあり、ちょっとした冗談を言ったら出席簿で頭を叩かれた。
どうやらさっき俺の頭を叩いたのもはアレらしいのだが、それよりも何でここに千冬姉がいるんだ?
千冬
「すまない山田先生。会議の方が長引いてしまった」
真耶
「い、いえっ、私も教師ですから全然大丈夫です」
俺の疑問を余所に千冬姉は山田先生(←今覚えた)と二、三会話を交わす。
千冬
「諸君、私が担任の織斑千冬だ。君達新人を一年間で使い物になるまで育て上げるのが私の仕事だ。私の言うことはよく聞け、そして理解しろ。逆らってもいいが私の言うことは聞け、いいな。わ
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