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IS インフィニット・ストラトス〜転生者の想いは復讐とともに…………〜
number-4 meet again
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からね。」


そう言い、ようやく笑みを浮かべた楯無。それにつられるように麗矢も笑みを浮かべるが……
体勢は麗矢を楯無が押し倒しているように見えるままである。
これを見られるのはまずい、麗矢は楯無に上からどくように言おうとしたが……


「すいません、失礼しますよ。麗矢君は……」


もう遅かった。このシーンを山田先生に見られた。どうやって言い訳をしようかと思考を巡らせていると――――


バタッという音とともに真耶が倒れた。
あまりにいきなりすぎて二人は動くことはできなかった。


「……そろそろどいてくれないか?」
「あっ、ご、ごめん。」


楯無は顔を赤くしながら麗矢の上から動いた。ようやく今の体勢に気付いて恥ずかしくなったようだ。
そしてまず、麗矢がしたことは真耶を起こして、誤魔化すことだった。


         ◯


翌日。


幼馴染と再会した麗矢はいつも通りに怠そうにSHRに遅刻しつつも登校した。
麗矢は朝に弱いほうである。早起きは苦手だった。
そのうえ、夜型の生活を繰り返しているため徹夜なんて週に三日は普通だ。


当然のごとく千冬に出席簿で頭を叩かれ、机に付した。


今日は何事も起こらず、平和に暮らすことが出来ると思っていたが、それも三時間目が終わるまでだった。


「織斑、お前の専用機だが、少し時間がかかる。」


専用機。
ISの開発者、篠ノ之束が作ったコアの分――――467機しかない。
そのうち、実験などに使われているコアを除くと実質200から300機であろうか。
国家代表、その候補生。あとは軍。それぐらいにしか渡されることがない。
希少なものなのだ。


それを渡されるのだから、周りが羨むのも当たり前。
セシリアに関しては、これでISの性能差がなくなったぐらいである。


麗矢ももちろん持っているが――――それは追々話していく。


これで教室が少し騒がしくなったが……麗矢がまだ耐えられるぐらいであったようだ。
しかし、麗矢の機嫌は悪かった。周りから見るといつも通りに見えるが、そうでもない。
一夏とセシリアのことで不機嫌になっている。


一夏は懲りることなく仲良くなろうと麗矢に話しかけてくる。馴れ馴れしくするつもりはないのに。マナーとして挨拶だけは返してやっているが。


セシリアは相変わらずうるさい。自分の力を過信しているようにも思えた。これでは試合で油断して揚げ足を取られてしまう。関係なんてないが。


憂鬱である。
これなら楯無と話しているほうが数倍ましだ。


麗矢と楯無は共通する話題が多い。幼いころから一緒にいたというのも影響しているかもしれない。
それでも、いま
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