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FAIRYTAIL-ダークブリングの力を操りし者-
第十八話 撃退と交流と天敵?
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どうするんだ」

「マカロフには伝えておいたさ。さすがにな。しかし、何だあの脆弱さは。魂でも食ってればより力を発揮できたとでもいうつもりか。どちらにしろ地力があれでは話にならん」

「やれやれ、ルシアのギルドすら巻き込むその戦闘癖はどうにかならないのか」

 は、ははは。乾いた笑いしか出てこないわ。次元が違いすぎる。私の隣ではいつも喧嘩してるナツとグレイが仲良く寝てるし。……いつもこのぐらい仲がよければ楽なんだけど。

「そういえば、マカロフに聞いたんだがルーシィは星霊魔導士らしいな。実は俺星霊魔導士に会うの初めてなんだ」

「え? そうなんですか? 確かに星霊魔導士は人数は少ない方ですけど、長年魔道士をやってれば会えると思うんですけど、ペット用の星霊だっていますし、道端で見かけませんか?」

「あぁ、俺の依頼はほとんど辺境の地で魔物討伐がほとんどだったし、闇ギルド相手にするときも何もさせず壊滅させるからな。街中ではあんま注意して見てなかったから気づかないうちに見たかもしれないが」

「は、ははは。そ、そうですか」

 何もさせずに壊滅って……それに辺境の地で暴れてるのって大体相当ヤバイ奴じゃなかったっけ。は、はは。今日は乾いた笑いが多いなー

「じゃあ、ペット用でよければ今お見せしますね」


――我、星霊界との道をつなぐ者。汝その呼びかけに応え門をくぐれ。開け小犬座の扉ニコラ!!

「プーン!!!」

 ふう、召喚成功した。いや成功して当たり前なんだけど、やっぱりルシアさんの前だとなんか緊張しちゃうわね。……ん?何かルシアさん滅茶苦茶驚いてるけど大丈夫かしら。すると突然車内に大声が響き渡った。


「プ、プルーだとぉぉぉおおお!!!」

 ルシアさんはいきなりプルーと離れるようにその場から飛び出した。え?どういうこと?エルザさんも目を丸くして驚いている。もしかして犬が苦手なのかしら……あれ?なんでルシアさんニコラの名前がプルーって知ってるんだろう。

「あ、あの今プルーって」

「…………あ、あぁ。違うのか?名前。なら、しゃぶ太郎か?」

「何故そうなるっ! いきなり渋くなっちゃった!っと、そうじゃなくてこの子はニコラっていう星霊総称なんですけど、私が個人的に名前をつけてあげたんです。その名前がプルーです。だから何でルシアさんが知ってるのかなって」

「ニコラ?……なるほど星霊だったのか。いや、悪いな。何というか、その、そう!俺の知人のエリーがこいつを飼っていてな。その名前がプルーだったんだ。」

「なるほど、でルシア。エリーとは一体誰のことだ? またか?また村で新たな女を」

「い、いや違う。確かに女だが……そうだなハルっていう奴の彼女だ」

 一瞬エルザさんの髪が
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