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混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
混沌VS雷
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「ラクサスが、負けを認めた・・・。」

「変わったな、あいつも。」

「その後、ラクサスはどうしたんだ!!」

「え、ええっとですね・・・その後に・・・。」


































「怪我は大丈夫ですか?少しやりすぎましたが・・・。」

「いや・・・別に良い・・・すまなかったな。」

「・・・別にいいですけど、たまにある事ですから・・・。」

「なぁ。」

「?」

「またどこかであったら、また相手にしてくれ・・・次は負けねぇ・・・!」

「・・・また、会えましたら、考えておきます。」

「ふっ・・・そうか・・・。」

ラクサスさんはそのまま荷物を持ち、どこかへ行った。

「さーって、俺も少し疲れたし、今日は野宿にするか。」






































「というわけです。そして今日、ウェンディ達の事を聞きました。」

「そうか・・・。」

フリードさんは少し残念そうな顔をする。

「あいつも元気そうで良かったではないか。」

「ああ・・・そうだが・・・そうだが・・・ラクサス・・・ラクサーーーーース!!」

何故か叫ぶフリードさん。あまり周りに迷惑をかけないで下さい・・・。

「すまん・・・取り乱した・・・。」

「しっかりして下さい・・・。」

「ちょっとお兄ちゃん・・・。」

「な、何だ・・・ウェンディ・・・?」

ウェンディがなんか怒っている様だが・・・

「ちょっと腕を見せて!!」

「お、おい!」

ウェンディは俺の右腕を掴み、袖を上げた。

「傷があるじゃない!何で黙っていたの!!」

「い、いや・・・そこまでひどくないから大丈夫だって・・・。」

「そういう意味じゃないの!!もしバイ菌とかが入ってきたらどうするの!!!」

「怒るなって・・・周りに迷惑だぞ・・・。」

「あ・・・ご、ごめんなさい・・・。」

「・・・でも、俺も悪かったよ。ギルドに帰ったら、見てくれ。」

「う、うん。」

「まったく、あんた等は本当に迷惑ね。」

「ねぇ〜。」

「どういう意味だよ!」

「別に。」

「ねぇ〜。」

こいつ等は・・・まったく・・・。












「マグノリア、マグノリア〜。」

「ついたようだな。」

「じゃあ、ギルドへ帰ろうか。」

「「はい!」」

ルーシ
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