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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十四話 石破天驚拳!師弟の最終奥義
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洒落が炸裂した。
「お惚気はお間抜け」
「・・・・・・イズミ、マジでスランプじゃねえのかい?」
「おかげで寒くなっちまったね、こりゃ」
サブロウタが笑いながら言う。
「旦那はそうじゃないみたいだけれど」
「こんな美味いものを前にしているとな」
ダイゴウジは豪快に食べていた。
「それはない」
「旦那らしいね、それ」
「食う!それだけだ!」
「このビーフン確かに凄く美味しい」
アキトは料理の研究に余念がない。
「これはいけるかも」
「それはそうとですね」
今度はジュンが口を開いた。
「一番料理が上手いのは誰なんでしょう」
「それは難しいな」
ナガレがそれに応える。腕を組んで瞑目する形だ。
「どれがどれとは言えない」
「そうですか」
「そうだ。同時に下手なのもな」
「それもかなり」
「私じゃないわよ」
ゼオラが何故かここでムキになる。
「私は普通に料理してるし」
「食べてるの俺」
「こら、アラド」
何故かアラドを注意する。
「余計なこと言わないの」
「だって本当のことじゃねえか、何隠そうとしてるんだよ」
「馬鹿っ、誤解されるでしょ」
ゼオラは顔を真っ赤にさせてきた。
「そんなこと言ったら」
「そりゃ気にし過ぎじゃないのか?」
「何言ってるのよ。洗濯だって食器洗いだって私がしてあげてるから」
「だからそれだって」
「誤解されるじゃない。ただ私はパートナーとしてね」
「ほお、これはまた」
ミンがそれを聞いて笑ってきた。
「お嬢ちゃんも隅におけないねえ」
「いいねえ、若いってのは」
「す、凄く羨ましい」
「妬けるものだ」
ガナン、ゴル、ジンが早速ゼオラをからかってきた。
「ははは、しかし若い頃は恋の一つや二つをしておくものだ」
「そう言うおっさんは何か恋をしたことがあるのかい?」
「馬鹿を言え。わしにもかみさんがいる」
そうキースに返す。
「何と」
「嘘ですよね、それ」
キースだけでなくボーマンもこれには驚きであった。
「やっぱり」
「嘘を言うか。これが証拠だ」
「何と」
見ればやけに小さい可愛らしい感じの初老の女の人と一緒に写真に写っているグン=ジェムがいた。周りには子供達が一杯いる。
「これでわかっただろう。子供も孫も一杯いるぞ」
「全員山賊ですか?」
そう言ったシンが頭をその巨大な手で殴られた。
「あつうう・・・・・・」
「馬鹿か、御前」
「幾ら何でもいきなりその質問はねえだろうが」
ケーンとタップが頭を抱えるシンに対して言った。
「そうそう、見れば皆明るい顔をしているし」
ライトが付け加える。
「一般市民だな。軍人でもない」
マイヨも写真を見て言った。よく見ればそうした鋭い感じが写真の子供達にはなかった。
「皆村で農業の会社をやっ
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