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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十三話 オーブ解放
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言い返す。
「大体だな、そんな派手な水着で」
「これが僕のスタイルですから」
しかしアズラエルは聞こうとはしない。
「このスタイルは通しますよ」
「くっ」
「別にいいんじゃないのか、それは」
悪いことにここでまたシンが出て来た。
「御前はいちいち何でも言い過ぎるんだよ」
「何だとっ」
「誰がどんな水着着ようが勝手だろ。そもそも御前だってよ」
「私がどうしたんだ」
「胸あるだけで全然色気がねえよな。ったくよお」
「またこいつは」
「いらんこと言って」
ルナマリアとメイリンがその言葉を聞いて呆れた声を出す。
「ちったあ女の子らしくしろよ。そんなんだと嫁の貰い手ねえぞ」
「よくわかったね、シン君」
ユウナがその言葉にやけに関心してきた。
「んっ!?」
「実はねえ、それはオーブの深刻な問題なんだよ」
「そうなのか」
「うん、カガリをお嫁さんに欲しいって人がいなくてね。それで僕も頭を痛めているんだ」
「あれっ」
だがここでアスランがふと気付いた。
「ユウナさんって許婚だったんじゃ」
「いや、それは違うよ」
ユウナはそれはすぐに否定してきた。
「やっぱりね。僕はおしとやかで髪の毛の長い女の子がいいから」
「御前は少しは私をフォローしろ!」
カガリが彼に突っ込みを入れる。
「さっきからシンの肩ばかり持ってないか!?」
「それは気のせいだと思って」
「思えるか。そもそも御前は子供の頃から」
「カガリってあんなのだったのね」
「あっ、わかった?」
「実はそうなのよ」
ミリアリアにマユラとアサギが言ってきた。マユラは赤いワンピース、アサギは黄色のビキニである。
「ユウナさんも昔からああだったけれど」
ジュリは青のビキニだ。三人共プロポーションもいい。
「やっぱりね」
ミリアリアはそれを聞いてやけに納得したようであった。
「どう見たって白鳥じゃないし」
「どっちかっていうと赤龍?」
「主役よね」
「蟹とかコブラとか犀みたいじゃないだけいいんだけれどね」
「御前達もか!」
カガリは今度は三人にも食ってかかった。
「じゃああれか!?私が龍ならこいつはカメレオンか!」
ユウナを指して言う。
「人間は皆ライダーだってね」
ユウナは変身ポーズをしながら笑っていた。
「決まってるから」
「上手いですね」
ニコルがそれを見て素直に言う。
「何かそっくりですよ」
「有難う、やっぱり特撮ものはいいからね」
「はい」
「いや、ユウナさんの特撮ものは俺達もかなりお世話になってるしな」
「感謝感謝」
「何かと勉強になるんだな、これが」
ケーン、タップ、ライトの三人も来ていた。何だかんだで騒がしい面々がカガリの周りに集まってきている。
「で、こいつは何だ!?蝙蝠か!?」
「俺かよ」
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