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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十三話 オーブ解放
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いた。
「まだ出て来たというのか!」
「そうだ、ドモン!」
彼は海面の上で誇らしげに述べる。
「今ここで成敗してくれてもよいのだがな」
「ほざけ!」
ドモンは彼に対して叫ぶ。
「それは俺の台詞だ!今ここで決着をつけてやる!」
「だが!」
しかしマスターアジアは言う。
「決着をつけるべき場所はここではない」
「何っ!?」
「香港へ来るのだ」
彼は誘う。
「そこで決着を着けようぞ!」
「香港だと!?」
「左様、わかったな」
ここで不敵に笑ってきた。
「言うべきことは伝えた。では!」
水面を蹴って跳んだ。
「さらばだ!」
そのまま何処かへと消えていった。だがその言葉は残った。
「香港だと」
「そこで彼との決着か」
ブライトとグローバルはその言葉を聞いて呟いてきた。そのグローバルにミサトが問うてきた。
「どうしますか?」
もう真剣な顔になっている。その顔で問うてきていた。
「このまま宇宙に向かいますか?それとも」
「うむ」
グローバルはその言葉を受けて決断を下した。それはもう決まっていた。
「香港に向かう」
彼は言った。
「総員香港へ向かう。そこでマスターアジアとの決着をつける、いいな」
「宇宙には向かわないのか」
カガリはそれを聞いて一人呟いた。
「そしてオーブともお別れなのか」
「カガリ様」
だが彼女にオーブ三人娘が声をかけてきた。最初に声をかけてきたのはジュリであった。
「気にすることないですよ」
「そうですよ、戦いが終わったら帰れますから」
次にアサギが。
「それまでの我慢ということで。いいじゃないですか」
「そうだな」
マユラの言葉も受けてカガリは応えた。
「じゃあまただな」
「そういうことですね」
「それじゃあ」
彼女達はクサナギに帰還した。見れば全ての機体が帰還してきていた。
「これでいいな」
シナプスは総員帰投したのを見て言ってきた。
「香港に向かうか」
「はい」
艦橋に来ていたバニングがそれに応える。
「何時でも」
「わかった。では今から香港に向かうぞ」
「了解」
戦いを終えてすぐに香港に向かう。カガリはその中でオーブをチラリと見た。
「またな」
「生きていればまた戻ってこれますよ」
そんな彼女にアズラエルが声をかけてきた。
「きっとね」
「生きていればか」
「はい、僕も貴女も」
「御前はオーブには呼ばないぞ」
「それはまた他人行儀な」
「他人行儀も何もそもそも御前何時の間にかクサナギにいたよな」
「まあそれは御気になさらないで」
「何かこの部隊はどんどん大所帯になっているみたいだしな」
「僕達もそのままここにいるしね」
ユウナが言ってきた。
「それはそれでいいんじゃないかな」
「そうか」
「そうだよ。旅行
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