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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十三話 オーブ解放
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「どうした、アデル」
バニングがそれを受けてアデルに応えた。
「敵の攻撃が思ったより弱いですね」
「!?そうか?」
モンシアがその言葉に顔を顰めさせてきた。
「こんなものじゃねえのか?」
「いや」
ベイトが言ってきた。
「そうだな。思ったより弱いな」
「確かにな」
そしてバニングもそれを認めてきた。
「無人機ばかりだ。有人機は後方に下がって積極的な攻撃を仕掛けて来ない」
「戦艦もですね。動きませんね」
ベイトは戦艦も見ていた。見れば彼等もそうであった。
「そうだな。どういうことだ?」
「撤退でしょうか」
アデルが言ってきた。
「この動きは」
「どういうことだ?ここは奴等の地球の拠点なんだろ?」
モンシアがそれに問う。
「それでどうしてだよ」
「詳しいことはわからん」
バニングは言う。
「だが敵の攻撃が弱いことは確かだ」
「そうですね。じゃあ俺達は」
「そうだ。いいか」
バニングがベイトの言葉を受けて新しい指示を出した。
「ここは来る敵だけを狙え。少しずつ前に出ればいい」
「了解」
皆それに従う。だがカガリだけは違っていた。
「このっ!」
ビームライフルを乱射する。それで敵を次々と屠っていく。
「どうだ!これで!」
「おいおい、マジかよ」
そんな彼女を見てシンが言う。
「本当に二十機撃墜するつもりかよ」
「当たり前だ!」
カガリはそのシンにも叫ぶ。
「それで済むと思うな!」
「何て奴だ」
「また何てことを」
シンとユウナは呆れていたがそれぞれの色は全く違っていた。
「若しものことがあったらどうするんだよ」
「まあまあユウナ殿」
「エイブ艦長」
何故かここでエイブがモニターに出て来てユウナをなだめてきた。
「ここは充分な戦力になっていますし敵も大したことはありませんし」
「そうですけれどね」
ユウナはそれに応えて言う。
「やはり若しものことがあれば」
「大丈夫です」
エレも言ってきた。
「今のカガリさんは違ってきていますから」
「違ってきている!?」
「そうです。オーラ力が」
彼女は述べる。
「かなり違ってきています」
「そうなのですか」
これはユウナにはわからないことであった。目をパチクリとさせている。
「そうですね。これは」
シーラも話に入ってきた。
「キラ=ヤマトと同じ」
「キラ君と!?」
「そしてシン=アスカとも」
「!?どういうことですか」
ユウナは話が見えなくなってきていた。
「それって」
「さて」
キサカも首を傾げてしまっていた。
「どういうことなのでしょう」
「御安心下さい」
またエレが言ってきた。
「今のカガリさんにはそうした気遣いは無用です」
「そうなんですか」
「ええ、ですから」
「ユウナさん
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