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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百二十九話 地獄元帥の陰謀
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。彼等は帰っても暗い顔を見せていた。
「まさかな」
最初に口を開いたのは宙であった。
「復活していたってのかよ」
「闇の帝王か」
鉄也がその名を呟く。
「まさかとは思っていたが」
「それならそれで戦うしかない」
大介が言った。
「そうだろう?どちらにしろミケーネとは決着を着けなければいけない」
「ええ」
鉄也はその言葉に頷いた。
「わかってますよ、それは」
「なら迷うことはない」
「ああ、そうだよな」
甲児がそれに応える。
「闇の帝王だか何だか知らねえけれどよ。ギッタンギッタンにしてやるぜ」
「そうよね」
アレンビーがその言葉を聞いて笑みを浮かべてきた。
「そうこなくっちゃ。じゃあまた戦いね」
「ああ、次は何処だ?」
「淡路らしいな」
隼人が甲児に答えた。
「淡路かよ」
「そうだ、そこで連邦軍とミケーネが対峙している。それを叩くことになるだろう」
「わかったぜ。じゃあよ」
「うむ、整備と補給が終わり次第淡路に向かう」
大文字は甲児の言葉を受けて述べた。
「それでいいな、皆」
「ああ」
「じゃあ行くか」
それでも彼等の戦意は落ちてはいなかった。意気も高く淡路へと向かうのであった。
その途中バサラがライブを行っていた。ファイアーボンバーの面々も一緒である。
「よし、皆!」
彼はギターを手に叫んでいた。
「俺の歌を聴けーーーーーーーーっ!」
「おおーーーーーーーーっ!」
皆それに応えて歓声を送る。会場はもう熱気に包まれていた。
「連戦で疲れているけれどね」
「そんなものは吹き飛ばしていくぜ!」
ミレーヌとバサラが叫ぶ。
「それじゃあ」
ミレーヌがベースを構える。
「突撃ラブハート!」
「聴きやがれ!」
二人の演奏と歌がはじまる。それが疲れを感じようとしていたロンド=ベルの面々を奮い立たせるのであった。
「いやあ、凄かったですよね」
ライブが終わった後ニコルは満足した顔で語っていた。
「ファイアーボンバーのライブが直接聴けるなんて。ファン冥利に尽きますよ」
「あれっ、ニコル君ってファイアーボンバーのファンだったの」
「はい」
カトルに答える。
「実はそうなんですよ。CDも全部持ってますよ」
「そうだったんだ」
シンジはそれを聞いて意外といった顔であった。
「ニコル君っていうとクラシックってイメージがあるんだけれど」
「音楽は何でも好きですよ」
ニコルはそう語る。
「作曲もしますし」
「凄いね、それ」
「ピアノがあればいいんですが」
「ピアノ?あるよ」
シンジが答えた。
「マクロスに」
「そうなんですか」
「うん、それでよかったらさ」
「僕達もバイオリンとかしますし」
「いいですね、皆で」
「うん、演奏しようよ」
「はい!」
三人
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