第百二十七話 天使の剣
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ました」
ルリが報告する。
「北から。かなりの数です」
「おい、増えていないか」
「ああ」
ロベルトの言葉にアポリーが頷く。
「何かな」
「それだけティターンズも必死ということでしょう」
それにエマが応える。
「また戦力の増強です。正念場ですね」
「何か正念場が続くね、全く」
サブロウタがそれを聞いて笑う。
「困ったことだ」
「困ったことついでにやはりいるな」
ナガレが言った。
「見ろ」
そこにはあの三機のガンダムもいた。
「あの連中もだ」
「やれやれ」
「そして」
あの三機の怪物達も。やはり健在であった。
「苦しい戦いになるな」
「全くで」
「いいか、ベルリンには一歩も入れるな」
ブライトが全員に指示を下す。
「一般市民の避難はあと少しだ。それまでは」
「一歩も退くなってことですね」
「ああ」
カイに答える。
「わかったな」
「了解。じゃあ腹くくりますよ」
「その為に今ここにいるんですからね」
ハヤトも言う。
「じゃあリュウさんはそっちを頼む」
「スレッガーさんはそっちでな」
皆それぞれ配置についていく。そしてティターンズを待ち構えていたのであった。
ティターンズがやって来た。両軍の間に緊張が走る。
「デストロイ隊前へ」
ジブリールが指示を下した。これが決戦のはじまりであった。
両軍同時に動いた。激しい攻撃と砲撃がいきなりはじまった。その中で互いの剣を抜き斬り合う。今ベルリンでの攻防が幕を開けた。
「あの三体のガンダムは俺達に任せな」
デュオが前に出る。そして彼はフォピドゥンに向かった。
「ウーヒェイ」
まずはウーヒェイに声をかける。
「御前はどれをやるんだ?」
「あの黒いのをやる」
レイダーを見て述べた。
「そうか。じゃあとロワ、御前はあれだな」
「ああ」
彼は既にカラミティを見ていた。
「あの青いガンダムをやらせてもらう」
「わかったぜ。ヒイロ」
彼等の後ろにはヒイロがいた。
「バックアップ頼むぜ」
「わかった」
「フォローは僕達に任せて下さい」
彼等の後ろにはカトルがいた。
「マグアナック隊がいますので」
「わかったぜ。じゃあ行くぜ!」
デュオと中心としてウーヒェイとトロワが動いた。
「覚悟しな、悪役ガンダムよお!」
「あいつ等は悪役かよ」
「まんまじゃねえか、おい」
それにケーンとタップが突っ込みを入れる。
「まあかなりあれな連中だけれどな」
ライトもまた。彼等も彼等でもう戦いの中にいたのであった。
戦いはベルリンの入り口で行われていた。既に半ば市街戦となっている。
その中心にいるのはやはりあの怪物達であった。キラ達は彼等と対峙していたのである。
「この!このぉっ!」
ルナマリアのインパルスがビームを放つ。だがそ
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