暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
第四話 俺は新人ハンターだが、もうダメかも知れない
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といった感じだ。
 それにしても大型モンスターと対峙すると初めは緊張するが戦いだすと意外と冷静に戦えたのは良かった。
 後は、もっとよく動けるように訓練だな。


 「旦那ー、お疲れさまですにゃ」

 ああ、迎えに来てくれたのか

 「気球から狩猟の成功を聞いたので迎えに来ましたにゃ」

 そうか、助かったよ
 正直もう一歩も歩く元気がない

 「ボロボロですにゃ。早く街に戻ってゆっくりすると良いにゃ」

 そうする

 
 そのまま竜車に乗って街まで戻ったが、竜車に乗っている間完全に意識がなかった。

 街に戻ってからも報酬はあとでもらうと言って直ぐに宿舎の部屋に戻って寝た。
 
 初めてソロで大型モンスターを狩った感想は達成感が霞むぐらい疲れた。
 ただアオアシラでこれなら他はどうなるのかと考えると今から不安になってくる。
 やはりゲームではなくリアルだと怖いな。
 ゲームでは死んでも問題なかったし、ソロでもクリアは出来た。
 それに簡単に仲間が集まったが……現実はどうだろうか?
 
 モンスターの攻撃で死ぬ、ソロでは何とか倒せているがそれは武器の性能と多少の知識、もし自分の知らないモンスターが出てきたら勝てるかと聞かれると自信がない。
 それにモンスターの攻撃を受けるとやはり防具は痛む。下手すればその場で壊れる。
 ゲームではそんなことを気にしなくてもよかったが、今は違う。
 それに仲間がいないことがこんなにキツイとは思わなかった。
 広い場所で一人、命を懸けて狩りをする。精神的にかなりキツイ。
 仲間が欲しいと切実に思う。
 全く、生きてる限り柵だらけだ。

 
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