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モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
第二話 旅立ちの日
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って来いと言っているのだから本当にいい父親だな。
 親父も生きていたらなんて言ってくれたかと考えると少しセンチメンタルな気分になった。

 さてブロソンさん。ありがとうございました

 「おう、向こうでも頑張れよー」

 


 ブロソンさん一礼した後、武具を受け取り家にある俺用の収納ボックスに入れていると後ろから気配がしたので振り返るとアリサがいた。

 「あっ、お兄ちゃんお帰りなさい」

 ただいまアリサ
 
 「武具が出来たんだってね。ならいよいよ出発かー。ねね、いつ行くの?」

 必要な物は大体そろっているし、今日はみんなに挨拶回りして明日か明後日には出発予定だ。
 ギルドからも来るのは準備が出来たらでいいと言われたしな。
 
 「そうなんだ。なんか寂しくなるなー」

 悪いな
 まぁ、なんだ、しっかり稼いでくるし、偶には帰って来るさ

 「約束だよ。後お土産も忘れちゃ嫌だよ」

 はいはい

 「本当に分かっているのかな?あと、人が良いから騙されないようにね」

 あいよ
 アリサこそ、彼氏が出来たら教えろよ
 もし、何かあったらトラとルイセかミーシャに相談しろ
 
 アリサと話しながら武具を収納ボックスに入れていく。
 しかし年に見合わずしっかりした子だ。
 
 さて、ボックスの中の整頓も完了したし村のみんなに挨拶回りするとしよう。


 
 その後村長や村のみんなに挨拶して、竜車がちょうど空いていたので明日乗せてもらうことになった。
 収納ボックスは先にダスティス街の宿舎に届けられるようだ。
 ギルドに荷物の準備が出来たことを伝えると直ぐに手配してくれた。


 とりあえず、剣士装備を出しておく。
 明日はこの装備で出発する予定だ。
 ポーチには回復薬と砥石を入れておいた。



 翌日


 
 いよいよ出発の日が来た。
 昨日は緊張のあまり眠りが浅かった。
 アリサも同じだったようで隣であくびをしている。

 「お兄ちゃんいってらっしゃい。気を付けてね」
 「いい?気を付けてね。自分のペースでやるのよ。こっちの事は気にしなくていいから」
 「坊ちゃんの事だから大丈夫だとは思いますが気をつけくださいにゃ。旦那様も初めのころは無茶をしたものにゃ」
 
 ああ安心しろアリサ
 大丈夫だよ。お袋、分の悪い賭けはしない主義だ
 トラも分かっている。いざとなったら逃げまわれば死にはしないよ。お袋たちを頼むぞ
 偶にで良いからルイスとミーシャに助言もしてやってくれ
 初めはあまりお金を送れないかもしれないが頑張るよ

 「あんたはまた……いい……絶対に無事に帰ってくるのよ」   

 ああ、そろそろ行くよ

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