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モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
第一話 訓練所での風景
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 ミーシャ何でさっきからバウアーの尻にばかり狙いを定めているんだ。

 お前らいい加減にしてくれ

 「いやーこれぐらいなら問題ないだろ」

 「バウアーにしてはいいことを言うわね」

 「本当にスレインは心配症なんだから」

 頼むから真面目に訓練させてくれ

 「何を言うのよ。一番暴れていた人がそれを言う?」

 何のことだかさっぱり分からないな

 「ファンゴがいたら先に狩り、ジャギィを見つけたら横に張り付きながら斬り付け、跳びかかってきたら鬼人化してカウンターをするような人が何言っているんだか」
 
 「まぁ、何にせよそろそろ帰ろうぜ」

 バウアーの一言で素材を剥ぎ取り帰る準備をしているとどこからともなく殺気を感じた。
 バウアー達も同じなのか直ぐに武器を構えた。

 耳が痛くなるような静寂が場を包む。
 程無くして右側の茂みから何かが飛び出してきた。
 影は複数、大きいのが一つと小さいのが三つ。 

 月明かりが照らし影の正体が見えた。
 
 ドスジャギィ
 
 ジャギィの群れのボスだ。
 その大きさと強さはジャギィを遥かに上回る。
 そして俺たちが初めて遭遇するボスモンスターと言ってもいいだろう。
 
 ドスジャギィ達はこちらを睨みつけて威嚇しくる。

 「おいおい、聞いてないぜ。ここでドスジャギィが出てくるなんて」

 「まぁ、ジャギィがいてるんだからいても可笑しくないわね」

 「で、どうする?あちらさんかなりのご立腹みたいよ」

 どうするもこうするも無いと思うがな。
 幸い回復薬と砥石にまだ余裕がある。
 
 ミーシャは残弾は後どのぐらいだ?

 「あー通常弾LV1とLv2が10発。貫通弾Lv1が10発かな」

 なら、俺が囮になる
 バウアーとミーシャは後方から援護してくれ
 バウアーは演奏が終わり次第こっちに来て援護してくれ
 ルイセは、初めは俺と一緒に前衛だ
 よし行くぞ
 
 「「「おう」」」

 俺は脇目も振らずにドスジャギィに突っ込んでいく。
 正直怖い。
 自分よりデカい肉食の相手だ。
 緊張で指先が冷たい、鳩尾から丹田にかけて何か冷たいものが通った感じがする。
 
 だが、この程度でビビッていたら飛竜系に出会ったらどうするんだと言い聞かせながら距離を詰める。
 後ろからミーシャの援護が飛んできた。
 ミーシャは周りにいたジャギィを始末してくれるみたいだ。

 射程内にドスジャギイに斬りに掛るがその巨体から想像できないスピードでバックステップで避けられた。

 「はあぁぁぁ」

 しかしドスジャギィの後ろに回っていたルイセが納刀した状態から抜刀突きを足に当てた。
 さすがに後ろ
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