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モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
第一話 訓練所での風景
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ヶ月

 今日は雪山でポポを狩って、こんがり肉作りだ。
 
 俺たちの武器は、バウアーがボーンブレイド。
 ルイセがボーンククリ、ミーシャが骨塊。
 俺がショットボウガン碧だ。

 バウアー達が一斉に走っていく。
 俺は支給されたボウガンの弾として通常弾Lv1とLv2を30発程を持っていく。
 後、走って行った、馬鹿どものために砥石と携帯肉焼きセットも回収しておく。

 狩場の近くに来たので初めに通常弾1をセットしておく。

 狩場に入ると走って行った三人が暴れている。
 バウアーが一人でやっているが威力はあるが、切れ味が悪いので一撃で倒すのには程遠い。
 ある種の拷問だな。
 ポポもダメージを無視して逃げ出しているし。

 一方ルイセとミーシャは二人とも上手く立ち回っている。
 ミーシャが正面から骨塊で頭を殴りに行きルイセが片足を攻撃している。
 おっポポがバランスを崩した。
 ……ここから先は見せられないよの状態になりそうだ。

 とりあえず俺は、バウアーの援護に回ることにした。

 ボウガンでの注意点は敵との距離だ。
 近すぎても遠すぎてもだめでその距離を上手く把握しなければならない。
 さて周りに邪魔になるランゴスタがいないし狙い撃ちにしますか。

 狙うは左後ろ脚の関節部分。

 弾は目標通りに命中したがやはり一撃では無理か。
 なら倒れるまで撃ち続けるのみ。

 それから5発撃ちこんでやっとポポのバランスが崩れた。
 倒れたポポにバウアーの溜め攻撃が頭に当たりポポは完全に息絶えた。

 ルイセ達も終わったようでポポの剥ぎ取りをしている。

 「助かったぜスレイン」

 気にするなバウアー。さっさと剥ぎ取ろう

 「おう、そうだな。これで取れたての上手い肉が食える」
 
 バウアーらしいな 

 「得意なのは食べるだけじゃないぜ!作るのも得意だ」

 それは頼もしいな。だが肉焼きセットはどうした?

 「し、しまった。忘れていた。先にポポを狩ることに意識が行き過ぎてた。急いで取りに行ってくる」

 だろうな、俺が持ってきたからそれを使え

 「いいのか!サンキュー。いやースレインがいるとこういう時に安心だな」

 肉焼きセットを使って早速肉を焼き始めるバウアー。
 こいつの中での俺の評価は一体何なんだ? 
 だが、言うこともあってあっさりとこんがり肉を焼きあげ…
 
 「上手に焼けました!」

 と、叫びながら片腕を上げて喜んでいる。
 しかしこの世界の肉焼きセットの火力は異常だ。
 ほんの数十秒でしっかりと肉が焼けるのだから。
 と肉焼きセットについて考えていたら早速食べ始めた。
 うまそうだ。

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