暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
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の処置だ。
因みにそのまま買い取りもしてくれるらしいが断った。
親父が死んでから数日後俺はお袋とアリサにハンターになるから訓練所に行ってくることを伝えた。
訓練所が終了したら村を出ていくことも伝えた。
初めは二人に泣かれたが何とか説得した。
トラはそのまま残ってくれるらしい。
本来は、雇い主が死んだりすれば新しい主人を探しても良いらしいがトラは残ってくれた。
なんでも親父と約束したらしい。『もし俺に何かあったら家族を代わりに守ってくれ』との遺言を残されていたらしい。
そして律儀にトラはそれを守って家にいてくれるらしい。本当に出来た忠犬ならぬ忠アイルーだ。
お袋に親父の収納ボックスで、売っても困らない素材を教えておいた。
もしお金が底をついたらそれを売るようにするためだ。
まぁ、トラがいるから大丈夫だろう。
いい素材は、何時か使わせてもらおうと思う。
なぁ、親父……俺は親父に何かしてやれたかな?
結局、昔も今も何もできていない。
これじゃ、ただの甲斐性無しのろくでなしだよな。
そこに馬鹿とうすのろを足してもいいぐらいだ。
でもな、これだけ後悔しているんだ。
今度は進もう。前世から今世まで十分自由に過ごした。
だったらさ、やるしかないよな。
ハンターになって、しっかりと稼いでお袋とアリサぐらいは守れるようになってやるさ。
意地があんだろ男の子には!
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