暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
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どうして自分がここにいるのか分からない。
就職が決まりいよいよ明日から社会人生活の第一日目だと言うことで早めに寝たら赤ん坊になっていた。
……自分でも何を言っているのかさっぱり分からないが、事実は事実だ。
それからしばらくするとこの世界がモンスターハンターの世界だと分かった。
判断材料は狩りに出かけていた父親が今回はリオレウスを仕留めたと言っていたことだ。
ちなみに俺の住んでいる村はドゥガチ村と言うらしい。
ドンドルマとか言う町からはそこそこ近いらしい。
ゲームはよく友達と遊んだがPSPだけだ。
フロンティアは課金制だったためにやらなかった。
wiiは本体を持っていなかったので断念。
もし知らないモンスターが出てきたらどうしよう。
ゲームのように死んで覚えるが出来ないのは痛いところだ。
生まれてから5年が過ぎた。
これまで夢だったらと幾度思ったことか。
TVもPCもないので自然と外で他の子ども達と遊ぶか本を読むしかなかった。
後、妹が出来ました。毎晩頑張っていたからなー。
それからアイルーの作ったご飯は美味しかった。
……偶に毛が入っていることを除けば。
因みに俺は両親からハンターとして期待されている。
この年からモンスターの生態が書かれている本や調合書、狩りに生きるとかを読んでいるのが裏目に出たのだろう。
前世ではあまり親孝行ができなかったから今世では親孝行しようと思ったが前世よりも難しそうだ。
親孝行は早いうちにしておくのが良いと実感した瞬間だった。
因みに俺が武具屋に憧れていたのは内緒だ。
理由は安全そうだったし、何よりそこにはロマンが溢れていると思ったからだ。ドリルと銃火器はロマンだと思う。
ハンターにもあるだろうが……それはこれから見つけていくことにする。
さらに5年がたった。
少しずつ体が出来てきたが、やはりこの世界の人間は頑丈すぎる。
前世でもそれなりに鍛えていたが、レベルが違いすぎる。
後、親父のオトモアイルーのトラが五月蠅い。
農場の一部が使えるらしいので行ったら、やたら釣りを勧められる。
ここで問題が生じた。
自分がどの魚を釣ったのか分からないのだ。
バクレツアロワナとかカクサンデメキンなら危険だからだ。
おい、トラ釣ったそばから食べるな。
「問題無いにゃ。 貴重な魚は食べてないにゃ。だから坊ちゃんもっと釣ってくれにゃ」
お前は親父と狩りに行かなくてもいいのか?
「旦那様から坊ちゃんとお嬢様の面倒をみるように言われているにゃ。だからちゃっちゃと釣ってくれにゃ」
親父ェ…どう考えても面倒みているのは俺の方だぞ。
おい、アリサ
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