暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜黒の剣士と紅き死神〜
アイングラッド編
SAO編
第一層ボス攻略
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
どうしよう。

少し考えたすえキリトにメッセージを送り、大まかに作戦を立てることとなった。

「作戦といっても、俺たち余り物はボスの取り巻きであるルイン・コボルト・センチネルを倒すだけになると思うんだ。俺が奴らの武器をパリィするから、あの子とレイがスイッチしながら倒す。その間に襲って来る奴らは俺が引き受ける」
「ん……それだとお前に負担にならないか?三人もいるんだから、パリィ・サポート役は交代の方がよくないか?」
「気持ちは嬉しいけど、少なくともあの子には荷が重すぎる……なんとなく初心者っぽいし」
「まあ、そうだな。俺は大丈夫だ。自慢じゃないが、今始まりの町付近でレベリングしてる奴らの半数は俺が戦い方教えたやつらだ」
「そうなのか?悪いな……俺たちが先走っちゃったせいで」
「いいんだよ。好きでやってたんだから。まあ、自分の無能さを棚に上げて逆恨みしてきたやつに襲われたりして大変だったが」
「……いるよなそうゆうやつ」

その後、キリトに効率的な立ち回りや、安くていい武器屋などの情報をもらい、後は解散した。



別れ際に俺は確信した。キリトはβテスター、それもかなりの手練だ。そして、恐らく今回の指揮を取るディアベルも…。


「対立は……しなさそうだな」


キリトの垣間見た性格上あいつはあまり目立ちたくないようだ。その気持ちは解る。








夜、周りが団結式で湧いている中、隅で話すキリトとあの子を見つけた。並んでパンを食べる二人、時折二人は言葉を交わすが長くは続いてはいないようだ。




キリトは何か変わろうとしている。自分のために、現実に戻るために。そして、そう遠くない将来は………。




「ふっ。飲んでもないのに酔ったか?」




黙ってパンをかじる二人に背を向け






自分の思考が流れた先を一笑し、俺は宿に戻って行った。













[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ