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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十九話 オペレーション=スピットブレイク
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で決めてやる!」
「ちょっとシン」
ルナマリアが彼に声をかける。
「幾ら何でも戦艦を一撃でってのは無理よ」
「俺は前にもそれをやった」
フレイの父が乗る船を沈めた時だ。
「今度もそれをやってやる」
「やるのね」
「このデスティニーで」
彼は言い切る。
「あのアークエンジェルを沈めてやる!そしてこの戦争を終わらせる!」
「その為にも俺達は勝たなくちゃいけない」
「ああ!」
ハイネの言葉に頷く。
「頼むぞ」
「わかった。ルナマリア!」
「おう、せっかちねえ」
ルナマリアはそれに応えて援護射撃をはじめた。それでアークエンジェルの砲台を潰していく。
「よし、次は」
ハイネが動いた。ガンダムを変形させ撹乱に向かう。
「任せたぞ、シン!」
「よし!」
シンは一直線に突っ込む。その手に光を宿らせながら。
「この腕で!アークエンジェルを沈めてやる!」
「敵の三機のガンダムが来ました!」112
サイが報告する。
「イーゲルシュテルンの砲台が次々と潰されています!」
「それでも構わん!残った砲台で弾幕を張れ!」
ナタルが命じる。
「二機です!うち一機が!」
「くっ!」
セイバーにバリアントを放つ。だがあえなくかわされてしまう。
「駄目です、速いです!」
「狙いを定めろ!うろたえるな!」
「は、はい!」
「そしてもう一機!」
ルナマリアが叫ぶ。
「正面です!」
「何っ、正面だと!」
「はい!このまま来ます!」
「しまった!そちらが本命か!」
読み違えた。咄嗟にセイバーを撃ったのが仇となった。ハイネの策に嵌った形となった。
「新型のガンダムです。は、速い!」
「かわして、すぐに!」
マリューが指示を出す。
「さもないと」
「駄目です、間に合いません!」
「何ですって!?」
ノイマンの言葉に思わず声をあげた。
「正面・・・・・・敵攻撃に入ります!」
「そんな・・・・・・このままじゃ」
「貰った!アークエンジェル!」
シンがコクピットの中で叫ぶ。
「これで・・・・・・・沈めええええええええっ!」
掌から光を放とうとする。アークエンジェルは沈む、そう確信した時だった。
キラは既にアラスカ上空にいた。ここまで誰にも怪しまれてはいない。
「よし、これで!」
シャトルから出る。そして地球に降下する。
「えっ、ガンダムかよあれ」
「また新型機の投入か。上も必死だな」
ザフトの将兵達はそのフリーダムを見ても不思議には思わない。自分達の兵器だからだ。
「頑張れよ」
それどころかエールを送る。
「地球に降りてからが大変だけれどな」
「宜しく頼むぜ」
「地球に・・・・・・今から」
キラはフリーダムのコクピットの中で呟いていた。
「皆を守る為に・・・・・・僕は!」
降下す
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