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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十八話 思いだけでも、力だけでも
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るか?」
「それは」
「そういうことだ。まあわしなら大丈夫だがな」
「俺は十二人相手にしたことがあるぜ」
ガナンは釘を舐めながら不敵な笑みを浮かべていた。
「俺もそれ位はあるな」
ジンも不敵な声であった。
「お、おで十五人。大したことなかった」
「皆さん凄いんですね」
「何、大したことはない」
グン=ジェムは口を大きく開けて笑ってそう述べた。
「わし等なら簡単なことだ」
「まあコーディネイターも結局は普通の人間とあまり変わらないな」
「そういうことだな」
「じ、十人相手にできないと駄目だ」
「はあ」
後の三人の言葉にも呆気に取られた。
「とにかくな」
「はい」
グン=ジェムの言葉に応える。
「まずは一仕事してからだ」
「何かあるんですか?」
「ここの近くに財宝が眠っている。それを頂く」
「俺達は今トレジャーハンターやってるんだよ」
「狙った獲物は外さない」
「お、御前も付き合うか?」
「僕もですか」
「どうだ、分け前もやるぞ」
グン=ジェムも誘ってきた。
「まずは金がないとな。何もならんだろう」
「はあ」
「暫くわし等が面倒を見てやる。心配するな」
ニコルはグン=ジェム隊と一緒に時間を過ごすこととなった。ここで彼はナチュラル達と直接触れ合い、その生活も知ることとなったのであった。そして彼はナチュラルもコーディネイターも結局変わらないことを理解するのであった。
アッツの戦いはもうはじまっていた。ロンド=ベルは得体の知れないバルマーの植物型マシンを相手に攻撃を仕掛けていた。
「くっ!」
「落ちろ!」
アポリーとロベルトがビームでそのマシンを貫く。だが撃墜しても後から次々と現われロンド=ベルを悩ますのであった。
「何かラチがあかないわね」
エクセレンはそんな状況を見て言う。
「やっぱりあの赤いマシンをどうにかしないと駄目かしら」
「じゃあ何とかするか」
隣にいるキョウスケが一歩前に出た。
「エクセレン、後ろを頼む」
「って本当にやるの」
「アラスカのこともある。時間は長くかけられない」
「それもそうね。それじゃあ」
エクセレンも時間が少ないのはわかっていた。ここは悠長なことは言ってはいられない。
「任せて、後ろは」
「私も援護します」
アクアも来た。
「俺はあんたと一緒に行くぜ」
ヒューゴはキョウスケの横に来た。
「それでいいな」
「ああ、頼む」
「それじゃあ一気に」
「仕掛けましょう」
まずはエクセレンとアクアが攻撃に移る。二人の身体がコクピットの中で揺れる。
「オクスタンランチャーシュート!」
「さあ、これならどう!?」
広範囲に乱れ撃ち気味に攻撃を放つ。狙いはあまり定めずに敵への広範囲なダメージを狙った攻撃であった。
だがそれが効いた。それ
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