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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十六話 運命の歯車
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手をしたらそれで死ぬ」
「何かとんでもねえところだな」
「だから言ってるの、いいわね」
「ああ、わかったよ」
そう言われると流石に気が引き締まる。
「じゃあ気合入れていくか」
「藤原君もね。あまり前に出ると」
「うおおおおおおおおっ!」
だが忍は聞いていない。突撃して派手に暴れるだけであった。
「邪魔だぜ!」
まずは目の前のメギロートを殴り飛ばす。メギロートは吹き飛び遠くで爆発して果てた。
「次だ!」
今度は断空剣を抜く。そして。
それを横薙ぎにする。一気に小隊単位で斬っていく。
「彼には言っても効果ないみたいね」
「まああいつは特別ですから」
ライは苦笑いを浮かべるアヤにそう述べた。
「ここは好きにさせましょう」
「そうね」
「ちぇっ、俺もSRXだったらなあ」
リュウセイがそれを聞いてぼやく。
「派手にやれるのにな」
「あれは合体出来るのに限りがあるから」
アヤが言う。
「気をつけないと。いざって時の為に」
「そうだな。主役はここぞという時だ」
「あっ、そうだな」
リュウセイはレビの言葉に気付く。
「そう考えるといいよな、確かに」
「ま、まあな」
レビはリュウセイにそう言われて少し引いた。いきなり言われたからだ。
「よし!じゃあここはチームプレーだ!」
彼は言う。
「土壇場までは皆で力を合わせるのがヒーローってやつだからな。行くぜ!」
「それじゃあライ、レビ」
「了解」
「わかった」
二人はアヤの言葉に頷く。
「リュウセイに続くわよ」
三機がリュウセイのR-1の後ろにつく。そして連携攻撃を敵に浴びせていく。遠距離攻撃を主体にした的確な攻撃であった。それで敵を少しずつ減らしていた。
ロンド=ベルとバルマーの戦いが行われている時ザフトもまた戦場に姿を現わしてきていた。
「アスラン、怪我はもういいですか?」
彼等は数が少ない。見ればザラ隊だけであった。殆どの者が空戦用のグゥルに乗っていた。その中でニコルがアスランを気遣っていた。
「ああ、何とかな」
アスランはそうニコルに返す。
「充分戦える」
「そうですか、それは何よりです」
ニコルはそれを聞いてほっとした顔になった。
「フン、敵に撃たれるとは迂闊な奴だ」
イザークがここで悪態を述べる。
「油断しているからそうなるんだ。今度はしくじるなよ」
「ああ」
「それじゃあまずはどっちに仕掛けようかね」
ディアッカが戦闘中の両軍を見て言う。
「俺としちゃどっちもプラントの敵だからやる分には反対はないがね」
「ここはまずはバルマーです」
フィリスが提案してきた。
「バルマーか」
「はい、彼等は今ロンド=ベルに戦力を向けています。我等には気付いているでしょうが」
「そうか」
「しかも我等の進路上です。それも
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