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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十六話 運命の歯車
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「何がだ?」
「御前の下着が案外可愛いのがだ。てっきりもっと色気のないものだと思っていたが」
「私だって女だ」
カガリはそれに反論する。
「下着だってな」
「毎日洗ってるしね」
「それは当然だろ?」
「それがねえ」
ヒメは困った顔を見せてきた。
「そういうわけでもないんだ」
「どういうことだ!?一体」
「マリューさんとかミサトさんとかね」
「その系列の声か」
カガリはミレーヌの言葉にある程度のことはわかった。
「部屋でも下着を脱ぎっぱなし」
「床に落ちているショーツを見た時はちょっとね」
カナンも苦笑いを浮かべていた。
「何て言っていいかわからなかったわ」
「クェスも私も言葉がなかった」
ヒギンズも同じであった。
「やはりあれはな」
「酔っ払ってそのままベッドにってのもあったわね」
「エクセレンさんと一緒にね」
カナンとミレーヌが付け加える。
「カガリもお酒飲むんだっけ」
「一応は飲むが」
ミレーヌに答えた。
「だがそこまで荒れることはないぞ。ましてや下着は毎日洗ってる」
「偉いぞ、それは」
「それが普通じゃないのか!?」
クインシィに返す。
「毎日洗わないと汚いぞ、やはり」
「ところがそう考えない人もいるのよ」
「それがマリュー艦長達か」
「どうしたものかしらね、全く」
カナンもやれやれといった感じであった。
「うちのお兄ちゃん達なんかトランクス平気で一月穿いたままだし」
「なっ、一月」
今度はリィナの言葉に驚く。引いていた。114
「それはまずいだろ」
「そう言ってるんだけれど」
「あの連中、道理で匂うと思ったら」
「他にはケーンさん達も」
「あいつ等!許せん!」
カガリはそれを聞いて怒りを高めていく。
「リィナ!そういう場合は実力行使だ!」
「どうするんですか?」
「知れたこと!まずはいきなり風呂に放り込む!」
「それから?」
「簀巻きにして洗濯機に投げ込む!いいな!」
「はい、じゃあ」
「私も協力するわ」
「エマさん」
「リィナとは他人の気がしないしね」
「じゃあ私もね」
ハルカも出て来た。
「ここはいっちょ悪ガキ共の大掃除といきましょうよ」
「悪い女達はどうしようかしら」
「そちらは後でね」
「よし、じゃあ」
「早くはじめましょう」
こうしてガンダムチームとドラグナーチームの大掃除がはじまった。彼等はトランクス一枚で風呂に放り込まれ泡だらけにされていった。それから洗濯機に投げ込まれて最後に吊るし上げられて干された。見事なまでに大掃除をされたのであった。マリュー達はマリュー達でえらい目に遭ったのであった。
ロンド=ベルの面々の一部がそうした災厄に遭っている時にも軍は進む。そして遂にインドネシアの東の端にまでやって来た。
「さて
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