暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十六話 運命の歯車
[11/20]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
さ!」
凱はやはり凱だった。
「頼まれたことなら喜んで引き受けるぞ!」
「了解!」
ボルフォッグがそれに頷く。
「よおっし!そうこなくっちゃな!」
「ブラザー!頑張るもんねーーーーーっ!」
ゴルディマーグとマイクが歓声をあげる。グローバルはここで彼等に言う。
「では早速取り掛かってくれ」
「どうすればいいんだい?それで」
「まずは炎竜と氷竜、風龍と雷龍、そして光竜と闇竜は合身」
「はい!」
「わかりました!」
六体のマシンがそれに頷く。
「敵に向けて総攻撃だ。そしてマイク」
「マイク頑張るもんね!」
「君は兄弟と一緒にディスクで攻撃だ。いいか」
「わかったもんね!システムチェーーーーンジ!」
それを受けてすぐに変形した。
「ブラザー、いっくぜ!」
「ラジャーーーーー!」
「ボルフォッグとゴルディマーグはそのまま攻撃だ」
「はい」
「ガンガンやってやるぜ!」
「ルネは超竜神達の指揮を頼む」
「ああ、任せておいてよ」
「そして凱」
「おう!」
最後に凱に声をかけると彼が応えた。
「君はそのガトリングドライバーで敵を薙ぎ倒していってくれ。戦艦はブロウクン=マグナムでな」
「よし!」
「我が艦はさらに敵の中へ突撃する」
それがグローバルの作戦であった。
「マクロスと勇者部隊の火力で敵を倒す。いいな!」
過激な作戦であった。だがグローバルはそれをあえて選んだのである。彼の気迫であった。
「全艦、全機続け!バルマーを退ける!」
「なっ・・・・・・!」
さらなる突撃を聞きナタルは言葉を詰まらせた。
「何と。それは流石に無謀では」
「その無謀がロンド=ベルの常識ってやつさ」
彼女にフォッカーが言う。
「まあ見てな。これで決めるぜ」
「しかし」
「要は度胸だ!嬢ちゃんも腹くくりな!」
「フ、フォッカー少佐!」
ナタルは嬢ちゃんと言われてつい反論した。
「私はれっきとした軍人です!しかも二十五歳です!」
「中尉って意外と年長なんだね」
「そうだね」
「うっ、くっ」
墓穴を掘ってしまった。サイとカズイの囁きにも何も言えない。
「と、とにかくれっきとしたレディーですから。そんな呼び方は」
「ははは、済まない済まない」
「からかわないで下さい」
ムッとした顔を見せてきた。
「それで作戦ですが」
「ああ」
「大丈夫なのでしょうか」
「安心しろ、全員生還だ」
フォッカーの言葉は彼には絶対のものでもナタルには根拠のないものに聞こえる。
「いいな」
「はあ」
「じゃあアークエンジェルもだ」
「わかりました」
マリューがそれに頷く。
「アークエンジェル突貫!」
そして指示を出す。
「それで敵に向かいます」
「了解!」
ナタルは生粋の軍人である。命令に応える。
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ