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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十一話 強襲、砂漠の虎
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をあげる。
「あれっ、キラ君と」
「明けの砂漠の女の子じゃない。何なのよ」
「御前、どうしてここに!」
「知り合いなの?あの二人」
カガリの言葉を聞いて言う。
「何か知ってるみたいだけど」
「そうみたいね」
何時の間にかそこに来ていたレイがアスカに応える。
「って綾波何時の間に」
「今来たの。アレンビーさんとトレーニングした後で」
「ってあんた最近本当にあの人達と仲がいいわね」
「素晴らしい人達よ。強いだけじゃなくて心も暖かくて」
「まああんたが誰と付き合おうが構わないけれど」
それでもアスカの心に深く根ざしたガンダムファイターへの拒絶感は拭えるものではなかった。
「あっちはあっちで。何か騒がしいわね」
「Gが奪われた時ヘリオポリスにいた君がどうして」
「御前!御前が何故あんなものに乗っている!?」
「あんなのって」
「五月蝿い!」
いきなり拳を繰り出してきた。それでキラを殴ろうとする。
「うわっ!」
それはキラには容易にかわせるものだった。だが突然のことなので戸惑いを隠せない。
「いきなり何を」
「黙れ!黙れ!」
さらに拳を繰り出す。流石にそれはアスカ達に止められる。
「止めなさいって、あんた」
「こら、離せ!」
「離せと言われて離す馬鹿はいないわよ。一体どうしたのよ」
「何でもない!」
「何もなくて人を殴る人はいないわ」
レイがカガリに言う。
「落ち着いて。何かあったのでしょうけれど」
「何もないって言ってるだろ!」
カガリはムキになって返す。
「だから気にするな!いいな!」
そう言ってアスカの手を振り解いてその場を立ち去る。そして何処かに去って行った。
「何よ、あれ」
アスカはカガリにも反感を覚えた。
「ったく、何か最近碌なのがいないわね」
「だから別にそれは」
「何よ、あんたもそのうちの一人よ」
シンジにも言った。
「全くロクデナシばかり見ていると。まあいいわ」
不満を込めて述べた。
「食堂行きましょ」
「うん、じゃあキラ君も」
「うん」
キラとレイを入れて四人は食堂に向かった。だがそこはそこで騒動が起こっていた。
「何だ、ありゃ」
後ろから声がした。
「食堂で何かあったみたいね」
そこにいたのはジュドー達だった。彼等もグランガランに来ていたようである。
「あれ、あんた達も」
「ちょっとバーンさんと話がしたくてな。来たんだけどよ」
「ふうん」
「ギャブレーさんとどう違うのかな。聞きたくなって」
「似てるのは声だけじゃない」
「まあそうだけど」
「けど何か食堂騒がしいね」
「ええ、どうしたんだ?一体」
エルとビーチャが顔を顰めさせる。
「あの声は・・・・・・サイだね」
「あとは・・・・・・フレイかしら」
モンドとルーが述べる。
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