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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十話 宇宙に降る星
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レスとサエグサにあらためて言った。
「総員警戒態勢だ、こういう時に来るからな」
「ですね」
それにミサトが頷く。
「ある意味お約束ですから」
「レーダーに反応!」
サイが報告する。
「ネオ=ジオンにザフトです!」
「やはりな」
ブライトはそれを聞いても驚いてはいなかった。
「来るとは思っていたが」
「ネオ=ジオンはその数三百」
「ふむ」
「ザフトは例の戦艦二隻を中心とした部隊です」
「数ではネオ=ジオンか」
「ですがザフトは」
「ああ、わかっている」
ブライトはトーレスの言葉に頷いた。
「すぐにマシンを出撃させろ」
「はい」
「六分だ」
そのうえで言った。
「六分ですか」
「そうだ、それ以上の戦闘は降下地点に支障が出る。わかったな」
「はい」
「じゃあ六分を」
マシンが次々に出撃していく。その中にはキラもいた。
「彼も出撃したか」
ブライトはストライクの姿を認めて呟いた。
「さて、どうなるか」
「やれるか坊主」
ムウがキラに声をかける。
「相手はザフトだけじゃなくてネオ=ジオンもいるぞ」
「大丈夫です」
キラはそれに応えて言った。
「やれます!」
「そうか、ならいいがな」
(気負うなよキラ)
ムウはそれで納得したがアムロは別のものを見ていた。
(戦うのはお前独りだけじゃないんだ)
ネオ=ジオンはグレミーの部隊であった。そこにはラカンやアリアス、オウギュスト達がいた。
「彼等は何処に行くと思う?」
グレミーは赤いバウから隣のドーベンウルフに乗るラカンに問うた。アリアス、オウギュストはバウに乗っていた。ガザDやズサ、エンドラで構成された部隊であった。
「おそらくアフリカでしょう」
「そこか」
「はい、今アフリカではザフト軍が勢力を拡大しております。彼等を叩く為かと」
「ではそのまま行かせてもいいが」
「いえ、そうもいきますまい」
ラカンがそれに忠告をした。
「彼等をこのまま行かせてはそれはそれで今後の我々の行動に支障が出ます」
「言われてみればそうだな。では」
「はい、ここは攻撃を仕掛けるべきです」
「わかった、では全軍攻撃だ」
グレミーは指示を下した。
「ロンド=ベルに少しでもダメージを与える、いいな」
「隊長、ザフトはどうしますか」
オウギュストがグレミーに問うた。
「彼等も来ておりますが」
「構うことはない、彼等にも攻撃を加える」
グレミーはそう判断した。
「ザフトもどのみち敵だ。いいな」
「了解」
「わかりました」
アリアスもそれに頷く。こうしてネオ=ジオンは前に出て来た。
「ネオ=ジオンが動きはじめました」
「ロンド=ベルに向かっているのか」
「いえ、こちらにも向かって来ているようです」
タリアはクルーゼにそう報告をして
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