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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十話 宇宙に降る星
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るんだ!マユの為に」
ビームライフルの照準を合わせる。
「死ねーーーーーーーーーーっ!」
「何のっ!」
「チッ、また!」
キラはシンの攻撃もかわした。戦いはそのまま時間を経過していっていた。
「五分か」
「はい」
未沙はグローバルの言葉に頷いた。
「もうそろそろです」
「敵の数は?」
「ネオ=ジオンは半分にまで減りました」
「そうか。そしてザフトは」
「あらかた退けましたが敵のガンダムはまだ健在です」
「敵のガンダムは五機だったな」
「はい」
「流石はコーディネイターといったところか。それかガンダムがいいのか」
グローバルは報告を聞いて呟く。
「どちらなのかな」
「艦長、そんな悠長なことを言っている場合では」
「どうしたのかね、クローディア君」
「そのうちの一機がアークエンジェルに向かっています」
「アークエンジェルに」
「はい、迎撃機が間に合いません」
「まずいな、そろそろ降下だというのに」
既に多くのマシンが艦に戻ろうとしていた。もうすぐ六分であった。見ればネオ=ジオンもザフトも徐々に退こうとしていた。
「降下して振り切るか」
「そうしますか」
「よし、アークエンジェルに伝えてくれ」
グローバルはすぐに決断を下した。
「迎撃はそこそこでいい、すぐに降下するようにとな」
「了解」
こうしてアークエンジェルに指示が伝えられる。それを受けたマリューとナタルがすぐに動いた。
「ヤマト少尉」
ナタルがキラに通信を入れた。
「はい」
「もう戻れ、時間だ」
「けど」
「目の前の敵は振り切れ、ストライクならいける筈だ」
「しかし」
シンの攻撃は熾烈さを増していく。それをかわすのさえ容易ではなかったのだ。
「一応ストライクは大気圏突入も可能だ」
「ですよね」
「だが今の状態では無茶だ、早く戻れ」
「無茶って」
「降下態勢が整っていない、このままでは死ぬぞ」
「死ぬ・・・・・・」
「そうだ、わかったらすぐに戻れ。いいな」
「副長、こっちも」
アークエンジェルはアークエンジェルで問題を抱えていた。バスターが近付いてきていたのである。
「かなり重くなってきやがったな」
ディアッカはそのバスターに乗っていた。その中で困った顔をしていたのである。
「しかし足つきまでもう少しだ」
彼はアークエンジェルを狙っていた。重力に苦労しながらも何とか狙いを定めようとする。
「これで・・・・・・!」
「おっと、そうはさせるか!」
「何っ!」
アークエンジェルに帰艦しようとするメビウスがそこにいた。咄嗟のことでバスターの動きが遅れた。
「うわっ!」
そこで攻撃を浴びた。有線式ガンバレルがバスターを襲う。
普段のディアッカならばそれを避けることができた。だが重力によりそれは適わなか
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