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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百九話 暗黒の支配者
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アから報告が来た。
「今度は三個小隊です!」
「中尉!」
「はい!今度はローエングリンです!」
「攻撃ライン上に味方機なし!」
「よし!」
ナタルはミリアリアの報告を聞き頷く。
「一番二番てーーーーーーーーーーっ!」
今度はローエングリンを放つ。楽しい話の間にも攻撃が行われる。ロンド=ベルは圧倒的な兵力を前にしても機体の能力とパイロットの技能、そして戦術で圧倒的に勝っていた。それで以ってホラー軍団を寄せ付けなかった。
だがそれでも数は力であった。ホラー軍団はオービットを取り囲もうとしていた。それ自体はロンド=ベルにとっては脅威ではない。だがホラー軍団は切り札を出そうとしていたのである。
「よし!」
デスモントが会心の顔で頷く。
「今だ!デスクロス=フォーメーション!」
四隻の戦艦が同時に動く。そして十字を作る。
「これで決着を着けてやろう!覚悟せよロンド=ベル!」
「クッ、遂に仕掛けてきたか!」
「あれを出されるとオービットも!」
「もう遅いわ!」
キラーが叫ぶ。
「今度は以前のよりも遥かに強力ぞ!」
アシモフも言う。
「ロンド=ベル!御前達の負けだ!」
最後にダンケルが彼等はデスクロスでオービットを粉々にするつもりであった。
だがそこに。二人の戦士が姿を現わした。
「あれは!」
「まさか!」
ゴードルとギメリアであった。そこに二人の戦士がいたのだ。
「わかっているな、リヒテル」
「うむ」
そこにいたのはリヒテルとハイネル。ボアザンとバーム、それぞれの誇りを背負う戦士達であった。
「デスクロス現象を発生させている敵艦は四隻、内二隻を破損させればあの攻撃は使用出来ない筈」
「やらば仕掛けるぞ!よいな!」
「うむ!」
「ハイネル兄さん!」
「リヒテル!」
「健一よ、ここは我等に任せよ!」
「竜崎一矢!我等も!」
「どうして御前がここに」
「正義、正しきことへの罪滅ぼしだ」
リヒテルは一矢に言った。
「その為に今我等は戦っている」
「正しきことに」
「そうだ、自星の民を苦しめこの宇宙に不幸と争いをまき散らす者達よ!」
「我等の鉄槌を受けるがよい!」
二人はそれぞれ二隻の戦艦に突貫する。そしてそこに攻撃を浴びせたのであった。
それにより二隻の戦艦から火の手があがる。それで動きが止まった。
「うおっ!?」
「ぐっ、デスクロス発生装置をやられた!」
キラーが呻き声と共に言った。
アシモフ「こちらもだ!おのれプリンス=ハイネル!」
アシモフもまた。4
「どういうつもりだうぬ等!」
デスモントが問う。
「リヒテル提督!御主まで!」
「全ては宇宙の為!
リヒテルはダンケルに応えて言う。
「貴様等をこのままやらせるわけにはいかぬ!」
「馬鹿な、かっての協力者であった
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