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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百九話 暗黒の支配者
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ターは駄目なんだ」
「ガンダムファイターじゃなくて人間じゃないでしょ、あれは」
「あんなに素敵なのに」
「ああ、だったらマスターアジアと結婚したら?」
「・・・・・・いいの?」
またレイの頬がぽっと赤らんだ。
「若しそうなったら私」
「ううん」
そんなレイを見てリツコは何とも困った顔をしていた。
「こんなこと予想していなかったわね」
「あの娘が恋愛感情持っちゃうなんてね」
「それもそうだけれど」
ミサトに応える。彼女の戸惑いはそれだけではなかったのだ。
「あの人を好きになるなんてね」
「まあちょっち予想外ね」
「ちょっち?」
「・・・・・・完全によ」
ミサトもこれには同意であった。
「あの娘ってああした人が好みだったなんて」
「貴女はどうなの?」
「私はああした人は」
ミサトはタイプの話を振られて困った顔になった。
「年下かアムロ中佐みたいなタイプならね」
「アムロ中佐ねえ」
リツコはそれを聞いて考える顔になった。
「競争率高いわよ」
「べ、別にそれは」
「あと加持君」
「最近何かお付き合いが減ってるけど」
「そもそも出番がね」
「私達も気をつけないとねえ」
「ええ」
「何か怖い話してますよ」
「どうしたの、カズイ君」
アークエンジェルではマリューがカズイに顔を向けていた。
「いや、ゴラオンの艦橋でミサトさんとリツコさんが」
「あら、面白そうね」
「艦長」
そちらに顔を向けたマリューを隣にいるナタルが嗜めた。
「わかってるわよ、けど」
「だといいのですが」
「何か葛城三佐のことは気になるのよ」
「そういば私も」
実はナタルもそうした存在がロンド=ベルにいる。
「ナデシコのミスマル艦長が」
「ですよね」
ここでユリカがモニターに現われた。
「私もバジルール中尉好きですよ」
「いや、別に好きや嫌いの問題ではなく」
「他人の気がしません」
「あれっ、どっちがどっちを話してるんだ?」
トールが二人の会話を聞いて目をしばたかせる。
「ええと、あっちがバジルール中尉で」
「これがユリカさん!?」
ミリアリアもそれは同じである。アークエンジェルのクルーにもどちらがどちらかわかりかねていた。
「今度一緒に遊びませんか?」
「貴女と!?」
「はい、ナデシコのプールで」
「ううむ」
「バジルール中尉プロポーションいいですし」
「わ、私は別に」
何故かその言葉に戸惑いを見せる。
「そんなことは」
「まあまあ」
「まあままあではなく」
どういうわけか顔を赤らめさせていた。
「水着もありますよ」
「そういう問題ではなく」
どうも生真面目なナタルはユリカが苦手であった。
「私は任務があるから」
「非番の時にですよ」
「ううむ」
「いいじゃないで
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