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魔法少女リリカルなのは〜転生者の誓い〜
第九話・目覚める転生者
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肩に乗っていたユーノを呼んで来てくれた。

ついで、というわけではないが父と母、美由希姉さんも俺の病室に集まる。


(それではそろそろ話します)

(分かった、フォローは任せろ)

(うん、お兄ちゃん、ユーノ君お願い)


念話でなのはとユーノ君と連携を図り

兄さん達に話しかける。


「兄さん達は今から話す事を落ち着いて聞いて欲しい…」


静かに兄さん達が頷く。

それを確認して、俺は始まりの言葉を繋げる。


「それじゃあ頼むよユーノ…」






・・・・・・それからの数十分間は大変だった。

まず、ユーノが話し始めたのに皆が驚き

その後の魔法の説明についてもなかなか信じてもらえなかった

結局、なのはが魔法を見せる事で信じてもらえたが。


「…さて、よろしいですかな?」


何はともあれ、やっと家族皆が話を信じてくれたところで

タイミングよく白衣を着た初老の男性、恐らくこの病院のお医者さんがやって来た。

しまった、聞かれたか?ととも思ったが、どうやら聞こえてなかった様子。

そのことに俺が安堵するなか、まだまだ話したそうな顔をしている皆にお医者さんが退室を促し

俺はお医者さんからいろいろな質問を検査を受けたのだった。
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