プロローグ
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ら現実でも死ぬ……デスゲームだ。君の方は?家庭用フルダイブマシンであるナーヴギアで人間を殺す方法はあるのかい?」
彼はしばらく沈黙したあと、ため息をついて言った。
「ある。ナーヴギアのリミッターを遠隔操作ではずせば、高出力マイクロウェーブで脳を焼くことができる。仮に、電子レンジだとすると、大体10秒程度だ。因みに設計図を見る限りでは、装置の破壊やはずそうとしても即チンだ」
そこまで言うと2人してため息をつく。
「最悪なのはそれを知ったところで、俺達にはそれを止める術がない。俺は影の存在だから言うまでもなく、お前も一端の自衛官でしかない。人に話したところで笑われるのは明白……」
螢が考え事を始めようとしたとき、菊岡が少しためらうように言った。
「それについて少し提案があるんだ」
「……なんだと?」
「でも、この案は僕だけにかなり利益になってしまうかもしれない」
「……言ってくれ」
「君が、行くんだ。あの浮游城に」
アインクラッド編 始動
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