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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五話 敵軍の歌姫、蒼き流星
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!それでは!」
「受けてみよ、グランド=クロス!」
「これで終わりだぁっ!」
ロンド=ベルは激戦に入っていた。とてもアークエンジェル、そしてアルスター事務官の護衛に向かうことは出来なかった。そしてそれが一人の少女の運命を暗転させてしまった。
アークエンジェルはヒイロ達とムウ、そしてキラを出撃させる。しかし出撃しようとするキラのところにフレイがやって来た。
「キラ!」
「どうしたんだい、フレイ」
キラはもうパイロットスーツを着ている。だがフレイはそれに構わない。
「パパが、パパがこっちに来ているって本当なの!?」
「ああ、そうらしいけれど」
キラはそれに答えた。
「だったらお願い!パパを助けて!」
フレイはそれを聞いて叫ぶ。
「パパがいないと私・・・・・・」
「わかってるさ、フレイ」
キラはそれに応えた。
「キラ」
「大丈夫だから、ねっ」
「お願いね、本当に」
「うん、じゃあ行くから」
「ええ」
彼等も出撃する。既にアルスター事務官のいる艦隊は敵の攻撃を受けていた。
「やらせるかぁっ!ナチュラル共!」
イザークが叫ぶ。攻撃を仕掛けているのはクルーゼ隊とミネルバ隊であった。
「貴様等如きに!」
デュエルがビームを放つ。それでモビルスーツ達が次々と破壊されていく。
「うわあっ!」
「つ、強い!」
「おいおいイザークよ、頑張ってるじゃねえか」
「ディアッカ」
そこにディアッカのバスターがやって来た。ニコルも一緒である。
「俺にもちょっとやらせてくれよ。折角の遠距離戦だしな」
「フン、獲物は自分で見つけるんだな」
「わかったぜ、じゃあ仕掛けるか!」
「サポートします!」
ニコルは攻撃を仕掛けるディアッカのフォローに回る。ディアッカはその間にそのライフルを一つにした。
「グレイトッ!数だけ多くてもな!」
攻撃が拡散されて向かう。それで連邦軍のモビルスーツやバルキリーを次々に倒していく。アスランはそれから少し離れた位置で攻撃態勢に入っていた。
「敵艦捕捉・・・・・・よし!」
イージスが奇妙な形に変形した。まるで爪の様に六本の爪を持つ禍々しい腕だった。
「これで!」
その中央には巨大な砲門があった。それでビームを放つ。
「!!」
そのビームは戦艦を貫いた。一撃であった。それを受けた連邦軍の艦艇が一隻轟沈した。恐るべき威力であった。
「なっ・・・・・・」
「戦艦が一撃で」
「ほう、中々の威力だな」
クルーゼはその攻撃をヴェサリウスの艦橋から見ながら呟いた。今回彼は出撃してはいなかった。
「戦艦を一撃で葬り去るとはな」
「あれがスキュラですね」
「うむ」
彼はアデスの問いに答えた。
「流石はガンダムだ。見事な力だ」
「ですが宜しいのですか?」
「何がだ?」
「ラクス様の
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