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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五話 敵軍の歌姫、蒼き流星
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て叫ぶ。
「あれだ!」
「あれって!?」
「あの戦艦にアルスター事務官が乗っている!やらせるな!」
「けどどうやって!」
「キラ、御前が・・・・・・」
言おうとしたところだった。アークエンジェルの艦橋にフレイが姿を現わした。ラクスを連れている。
「その娘は」
「フレイ、一体何を」
ミリアリアとサイが彼女に声をかけようとする。だがフレイはそれより前に叫んだ。
「コーディネイターに言って!」
「えっ!?」
「パパの船撃ったらこの娘殺すって。そう言って!」
「おい、一体何を」
「止めろよ、フレイ」
カズイとトールも声をかけようとする。だが彼女はそれに聞かない。
「早く!さもないと!」
「おい、どういうことなんだこれは」
ムウが艦橋の異変に気付いて声をあげる。
「何であの娘が艦橋なんかに」
「レーダーに反応です!」
ここでカトルが叫ぶ。
「また一機、姿を現わします!」
「敵か!?」
「それともロンド=ベルか!?」
ヒイロとトロワがそれを聞いてカトルに問う。
「いえ、これは」
「何処にもないマシンだな、また」
ムウもレーダーを見ていた。そのうえで言う。
「これは一体」
蒼いマシンが姿を現わした。そのマシンはすぐにアークエンジェルに通信を入れてきた。
「地球の人達ですか!?」
「!?」
モニターに一人の少年が姿を現わした。彼は言う。
「僕の名前はアルバロト=ナル=エイジ=アスカ!貴方達の為にバルマーから来ました!」
「何だって!?」
「バルマーから!?」
アークエンジェルの面々もバルマーのことは当然ながら知っている。その名に呆然とする。
「貴方達が地球の政府、連邦政府の人達ですね」
「そうだけれど」
マリューがそれに戸惑いながら答える。
「けれど貴方は」
「詳しい話は後です!今は貴方達を援護します!」
その少年エイジは言った。
「それでいいですか!?」
「いいも何も」
マリューは判断を下しかねていた。
「いきなり言われても」
「何か胡散臭い気がします」
ナタルは彼の申し出に反対であった。
「副長」
「バルマーの罠かも知れません」
「それは」
その可能性は否定出来ない。だが今は。
「そんな悠長なこと言っていられる場合でもないぜ」
ムウが言った。
「今はそれよりも目の前の敵を何とかしないと」
「しかしそれは」
「わかりました」
マリューは決断を下した。
「ええと」
「エイジと呼んで下さい」
「わかったわ、エイジ君」
マリューはそれに応えた。
「じゃあ援護を頼むわ。宜しくね」
「はい、わかりました」
彼はすぐにムウ達と合流する。そして戦いに向かった。
「キラ!御前は事務官の船に向かえ!」
ムウがまた彼に指示を出した。
「そしてあのガンダムを
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