暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第9話 領地視察と金儲け!?力量不足だ……
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くれるようになりました。何気に嬉しいです。

(あっ!! ……零戦とシエスタ見るの忘れてました)



 さて、いよいよ手押しポンプの作成です。材料ですが、アルミニウムを使用したいと思います。

 何故にアルミニウム? と思うかもしれません。

 《錬金》で作れる金属は、術者の価値観とイメージに大きく左右される様です。私の場合は、元素周期表に大きく影響されました。元素周期表のbェ若いほど、楽に《錬金》出来るのです。ドットクラスなら、クロムやマンガンまでで鉄は無理でした。後複数元素を含む物(合金等)は、難易度が上がります。また元になる材料に、目標の物質が含有されているほど楽に《錬金》出来ます。アルミニウムなら、ボーキサイトから作るのが一番楽でしょう。まあ、マギの知識にも穴が多いので、他の有益な物を見落とす可能性も高いですが。

 ドットクラスの《錬金》で作れる金属の中で、有力なのがbP3・アルミニウムとbQ2・チタンでした。性能面ではチタンなのですが、同じ泥から作るならアルミニウムの方が楽に《錬金》出来るからです。《固定化》や《硬化》かければ、性能面はあまり関係ありませんし。

 さて、作成上問題なのが二つの弁とシリンダー部分です。問題の弁部のパッキンは、(にかわ)に魔法を使って誤魔化します。量を用意するのが面倒そうなので、部品のつなぎ目部分に使うパッキンは、《錬金》で現地溶接で対応すれば問題ないでしょう。

 高い精度が必要なシリンダーと弁は、鋳型を作成し《錬金》で対応。シリンダー内の玉は、木を使いました。精度のいらない他の部分は、適当に《錬金》で対応しました。



 そして、いよいよ試作品の完成です。シリンダーと弁の精度を出すのに、非常に苦労しました。

 早速、ドリュアス家の井戸に設置してみます。立会人は、母上、ディーネ、アナスタシア、オーギュストの4人です。あれ? 母上とディーネにしか告知していないハズなのですが、何故アナスタシアとオーギュストが居るのですか?

 話を聞くとアナスタシアはディーネのおまけで、オーギュストは母上に声をかけられたからだそうです。どうやらオーギュストはかなり早い段階で、父上から私の事を聞いていた様です。それはアンナも同様らしく、二人で私のフォローをしてくれていたそうです。

(つい先日、アナスタシアに私の事を秘密にする約束をしたばかりなのに……)

 気を取り直して、早速設置を開始したいと思います。先ずはライトで、井戸底と深さを大まかに確認し、パイプを錬金で隙間なくつなぎ合わせます。レビテーションで、パイプを井戸に差し込み足りなければパイプを付けたし、多ければカットします。丁度良い長さになったら、パイプを井戸の縁に《錬金》で固定。次は井戸の口に、パイプを固定した側
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