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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十六話 ダバとギャブレー
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していた。だが熱い者達は違っていた。
「そうだ、それでいい!」
ダイゴウジが叫ぶ。
「愛する者の為に戦う!それでこそ男だ!」
「ふっ、わかってくれたか」
「おう!俺のこの心に触れる!ギャブレット=ギャブレー、今から御前は俺の心の友だ!」
「有り難い。すぐに私を受け入れてくれるとは」
「てちょっと待てよ」
「!?」
「なああんた」
リョーコがギャブレーに声をかける。
「ハワイでよ、ビーチにいなかったか?」
「うむ、地球で束の間のバカンスを楽しんでいたが」
「そうだよな。それでな」
「うむ」
「その時緑の髪の女と一緒にいたよな」
「少しな。色々と話をしたな」
「それ、あたしだよ」
「ぬゎあに!?」
それを聞いたギャブレーの顔が急に歪んだ。
「い、今何と!?」
「ちょっと気分転換にデートしたの、覚えてるよな」
「う、うむ」
「それがあんただったなんてなあ。世の中本当に狭いもんだな」
「そうだな、全く」
「まあそれでもいいんじゃないですか?」
ヒカルはそんな二人のやり取りを見てもいつもの調子だった。
「人と人の出会いって縁ですから」
「それもそっか」
「で、何処までいったんだよ御両人」
サブロウタが茶々を入れてきた。
「結局最後までいったのかい?」
「ば、馬鹿言ってんじゃねえ!」
リョーコはそれを聞いて慌てて叫びだす。
「あたしは別にそんなことしてねえ!誤解招くようなこと言ってんじゃねえ!」
「二人でトロピカルジュースを飲んだだけだが」
「おっ」
それを聞いたドラグナーチームの面々がニヤリと笑った。
「リョーコお姉様も隅に置けませんなあ」
「これはまた。お暑いことで」
「仲良きことは美しきかな」
「待ちやがれそこの三馬鹿!」
顔を真っ赤にして激昂していた。
「これ以上誤解招くこと言いやがるとナデシコのサウナに閉じ込めて煮干にしてやるぞ!」
「っておい、煮干かよ」
「そりゃまた勘弁を」
「どうせならビーフジャーキーの方が」
「だったら黙っていやがれ!あたしとこの旦那には何もねえよ!」
「何もないとはアンモナイト・・・・・・」
「何かイズミさんはそれでもマイペースなんですね」
「副長もですね」
「とにかくだ!ギャブレー!」
ダイゴウジが声をかける。
「ああ」
「俺達と一緒に来るんだな!」
「このギャブレット=ギャブレー二言はない!これより私はクワサン殿の為に貴公等と共に戦う!」
「よし!」
「これでまた新たな仲間ってやつだな!」
「待て!」
だがそんな彼等にリョクレイが声をかける。
「ギャブレット=ギャブレー、貴様裏切るつもりか!」
「裏切るのではない!」
「何だと!」
「やっぱり演技じゃないわね」
アムはそんなギャブレーの様子を見ながら言った
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