ターン2 河に吹く風との出会い
[4/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ールド上の魚族・海竜族・水族モンスターが
守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
「悪いけど、手札を二枚捨てて罠カードを二枚発動、どっちもライジング・エナジーなんだってさ」
「うわっ!やっちゃった!」
『言わんこっちゃない………なるほど、ここまで読んでの弱者の意地か。それにしても、なーんであんな怪しいとこで攻撃するかねぇウチの馬鹿は。これがあれか?原作モブキャラの限界ってやつか?』
ライジング・エナジー
通常罠
手札を1枚捨てる。発動ターンのエンドフェイズ時まで、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の攻撃力は
1500ポイントアップする。
ワイト 攻300→3300
ウミノタウルス 攻1700(破壊)→ワイト 攻3300
清明LP4000→2400
突っ込んでいった海の戦士の斧をひらりとかわしたガイコツが、お返しとばかりになんか物凄い気の力がこもったパンチを胴体に叩きつけると、ウミノタウルスが大爆発した。
『ファル〇ンパーンチ!!………ってか?攻撃力3300ってスゲーな』
さすがのユーノも若干呆れ気味の声を漏らす。というか、やっぱり『あの』パンチに見えたんだ…………。
「それで、弱者の意地の効果で2枚ドローするんだってさ。他に何かある?」
「カードを一枚伏せて、ターンエンド…………」
清明 手札:4 モンスター:0 伏せ:1
夢想 手札:2 モンスター:ワイト 伏せ:弱者の意地
「うん。それじゃあ私のターン、ドローするみたい。う〜ん、よし、ワイト夫人を守備表示で召喚、ワイトも守備表示にしてターンエンドにするみたいだよ」
ゴゴゴゴゴッとボロボロの椅子が地面からせり上がり、そこに女物のドレスを着たガイコツが座っている。すると前からいたワイトが、そのゴージャス(?)なワイトに向かって慌ててひざまずく。
ワイト夫人
効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻 0/守2200
このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
「ワイト夫人」以外のフィールド上のレベル3以下の
アンデット族モンスターは戦闘では破壊されず、魔法・罠カードの効果も受けない。
ワイト 攻300→守200
『あーあ、ウミノタウルスが今いればなー。ボッコボコのサンドバックにしてやれたのになー』
果てしない棒読みで嫌味を言ってくる。うわぁ、これは腹立つな。なまじ本当のことだけにタチが悪いよ、うん。
「僕のターン、ドロー…………よっしゃ、ドリル・バーニカルを召喚」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ