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混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
友は屍を越えて
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い。でもこれならどうかしら?」

「「!?」」

ドラゴノイドの背中には、5体のリザードマンが武器を構えていた。
そこには、先程、俺の攻撃を防いで飛ばされたかと思ったリザードマンもいた。

「これまでの戦いでしっかりとデータを取らせてもらったわ。
 リザードマン、バージョン2.5の強さを思い知るがいい!!」

「・・・っ。」

「くっ!」

これは厄介だ・・・!

「コージ!こいつ等は私がやる!お前はこのドラゴノイドを止めろ!!」

「エルザさん・・・わかりました!」

取りあえず、このドラゴノイドを止めよう!そしてナツさんを助けよう!!

「いくぜ!!」

「ハイハイハイ!リザードマンはまだまだいるわよ!!
 ど〜んとやっちゃいなさ〜い!!」

緑色の魔法陣が出現し、その陣からリザードマンが大量に現れた。
しかも、俺の(エーラ)似た形の奴らが大量に!!!

「まだいたのか!?」

「くそ!!俺の魔法までコピーしたのか!?闇竜の咆哮!!!」

俺は口から黒い渦の闇のブレスを放った。数体ほど倒せたが、残り数体は飛んでかわした。

「このぉっ!!!」

俺はかわされたリザードマン1体を殴る。その1体を倒す事はできた。

「でも、まだまだおるなぁ・・・。」

本当は他の技も出したいけど、データを取られる訳にはいきません。

バスーン!!

「うわっ!?」

ドラゴノイドの鼻と口から白い煙が・・・何だ?

「っ!!」

リザードマンが俺に襲いかかって来た。俺はそれをかわす。

「まだいるのか!しつこいぞ!!闇竜の咆哮!!!」

俺はもう1度、闇竜の咆哮を放った。なんとかリザードマンを倒す事ができた。

「よし!」

「コージ!!」

エルザさんの声がしたので、俺は振り向いた。
エルザさんの方も終わったみたいだ。何やら、恰好がさらしを巻いて、
刀を2本持っている様な格好をしていた。

「やるぞ!」

「はい!!」

「あ〜ら残念・・・時間切れ・・・!」

「っ!?ぐおっ!!」

「エルザさん!!」

俺は落ちそうになるエルザさんを持ち上げて飛んでいた。

「しまった!!」

闘いに気にし過ぎてしまった!下はマグノリアの町だった!!

「やべっ!早く何とかしないと!!」

しかし、ドラゴノイドはマグノリアの町に着地してしまった。

「ふはははははっ!!!残念だったわね!!!!」

「ブラストヒィンガー!!」

「スティンガーシュート!!」

「「!!」」

「マジックカード“爆炎”!!」

「ウォータースライサー!!」

砂の槍(サンドスピアー)!!」

なんと、|
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