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その男ゼロ ~my hometown is Roanapur~
#25 "Rock is wandering around the street"
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「ふふ それで僕達に声を掛けてきたの?
おにいさんは良い人だね。そう思わない? ねえさま」

「クスクス その通りね、にいさま。
このおにいさんはとっても良い人なのよ。分かるわ、私には」

ああ、やっぱり此処等の子供じゃないのかな。
二人だけで交わされた会話は、英語ではなく違う言語が使われていた。
欧州圏である事は確かだけど、何処の国かまでは分からないな。
何とか聞き取れたのが、

"フラッティ マイ ソウル"

"ソゥラ マイ マアレ"

その二つの言葉だけだった。

俺はこうして出会った。
耳慣れない言葉を使い、どこか不思議な雰囲気を漂わせる美しい銀色の髪をした二人の子供達に。











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