また、謎の存在が現れた
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って姉と妹がこんなに圧倒的なんだよ!
「風宮、私は話がしたいだけだ。後はその三人を好きにして構わん」
「それは教師が言ったらアウトだろ!」
突っ込んでいると腕を取られ、姉妹二人に倒された。
「「ご苦労」」
「いや、ご苦労じゃねぇからなブラコン&シスコン。それと二人とも、胸当たってる。嫁入り前の娘がはしたない」
「………どうせ私は………」
あ、これはヤバいかも。姉さんの傷口に塩だけではなくカラシまで塗った気分だ。
「あー、もうわかったよ。どうせ“下”のことだろ」
俺は姉さんを撫でながらそう言うと、
「ああ。そうだ」
「だったらちょうどいい。出れるか?」
「一応聞くが、どこにだ?」
「屋上」
この時、俺の後ろ―――というか楯無の方から織斑千冬に向けて殺気が放たれた気がするんだが、気のせいだと思いたい。
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