暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜
BFO編ーダブル・マーシャル編ー
35.開戦!
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「集也くん、まさか..........まぁいっか」

スグは何か言おうとしたがそれをやめる。

「今日もあのゲームに潜るの?」

「ああ、あいつを倒さなきゃ行けないからな」

心配そうな顔でスグは俺の顔を覗き込む。

「大丈夫だ。.......俺がゲームで負けるわけないだろ」

スグの頭を撫でながらバレバレの作り笑いで頬笑む。わかっていたるだろう......スグも。
でも、スグは........

「頑張ってね」

笑顔で俺を見送ってくれた。




目を開けるとそこには、あの世界が広がっていた。

「ヤッホー、シュウ!昨日ぶり!」

「おう。テンション高いな」

ログインとともに目の前に現れたテンションの高い少女、レイナ。

「それじゃあ、行こっか!」

「おう!」

俺とレイナは今日の戦う舞台......《コロッセオ》へと足を踏み入れた。




時刻は九時五十分
あと十分で大会がスタートされる。

俺たちのブロックは四ブロックある中の第三ブロック。そして俺たちは第三ブロックの第一試合。

優勝するためには、まず第三ブロックを三回勝ち上がり、代表となり、そしてブロック代表同士の戦いを二回勝ち上がれば、優勝となる。




そしてついに時間となる。

「よし!それじゃあ行くか!」

「うん!気合いれていこう!」

会場に出る前に俺は、レイナに拳を突き出す。それに答えるようにレイナが俺の拳に拳をあてる。

会場はかなりに広さだ。
それでいて観客席を埋め尽くすほどのプレーヤーたち。そして、向こうの方に現れる二人のゴッツイ体のプレーヤー。

そしてアナウンスが響き渡る。

『これより第三ブロック、第一試合。初出場コンビ、シュウ、レイナ!!VS!!前大会準優勝者、コング、ブー!!』

観客たちが歓声ををあげる。

『それでは、試合を開始します!!』

する目の前に"30"という文字が浮かび上がり、徐々にその数字が減っていく。0になれば試合が開始される。

そして刻一刻とその時は近づいていく。時間が減るとともに観客の歓声は静まっていき、ついにカウントが"3"を示す。

2!

1!

0!

『試合開始!!』

アナウンスが響き、同時に地面を蹴る四人の足音が響く。

「レイナ、そっちのデカブツは頼む!」

「任せて!!」

レイナと俺は一瞬で二手に別れ、それぞれ一対一で戦い合う。

「悪いが勝たせてもらうぞ、小僧」

俺の前に立ちはだかるデカブツ......多分、こっちがコングだろう。

「これで終わりだ!!」

いきなり終わり宣言をしたデカブツは、両腕に赤い光を纏う。バトル
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