後日談6 ナカジマ姉妹、再会する
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とノーヴェの息の合ったドロップキックにより、俺と桐谷は顔面から盛大に転んだ………
「後で星達に報告だな………」
「マジで止めて………」
至福な瞬間もあったが、光と闇の関係のように、地獄も待っている訳で………
「駄目だ、帰ったら覚悟しろ………」
地獄はすぐそこに………
「はやて………今日泊めてくれ。部屋はヴィータの部屋でいいから」
「なっ!?何で私の部屋なんだよ!?」
「だって、一番問題無いじゃん」
「また子供扱いして………アイゼンの錆にしてやる!!」
「………と言いつつ嬉しいヴィータやった」
「はやて!!」
「レイ………?」
あのさ、何でほんの冗談のつもりで言ったのに、好きな子に首を締められなきゃいけないんだ………?
「零治君、本当に人気ね………」
そんな様子を和かに見ているシャマル。
その近くには頬に平手の後がある桐谷と桐谷を睨むノーヴェ、シグナム。
そしてそんな様子を見ながらスバルの面倒を見るギンガ。
八神家は微妙なカオス状態になっていた。
「あんな人気は俺は嫌ですけどね………それといい加減睨むの止めてくださいシグナムさん」
「………」
まだ真っ赤な顔で桐谷を睨むシグナム。
「あらあら、あれじゃあうぶな少女みたいね、可愛いと思わない?」
「………シャマルさんって意外と人をからかうの好きですよね?」
「あら?そんな事無いわよ?」
大人の笑みで笑うシャマル。
(ダメだな、俺もこの人には口じゃ適いそうにない)
そう思いながら桐谷は立ち上がり、シグナム同様に桐谷を睨めつけるノーヴェの所に向かった。
「何でそんなに怒ってるんだノーヴェ?」
「別に………」
そう言うが、ノーヴェの態度は変わらない。
「はぁ………じゃあ何をすれば機嫌を直す?」
「だから別に何もないって言ってるだろ!!」
………これは触らぬ神に祟り無しって所かな。
「あの………」
「ん?何だギンガ?」
おずおずと話しかけてきたギンガ。
「ちょっと良いですか?」
そう言って庭の方に手招きされたので俺はギンガと共に庭に出た………
「あの………私に戦い方を教えてください!!」
「………俺に?」
「はい!シグナムさんとの戦いで思いました。私はシューティングアーツと言う戦い方を極めようと日々精進してきましたが、2人の戦い方を見てて、型だけを極めても駄目だって事が分かりました」
「まあ間違ってはいないと思うけど、別にそれは俺じゃなくても………」
「いいえ、教わるなら私と近い戦い方の桐谷さんに教わるの
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