第93話 決着
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させてもらったよ」
『ほぅ………』
そんなスカリエッティの言葉を聞いても特に感情を表に出さないクレイン。
「………余裕そうだね」
『それはそうさ。既に老人達などこの世には居ないのだからね』
「「何………!?」」
そんな時、スカリエッティに連絡は入った。
『ドクター!!』
「ウーノかい?」
『ただいまドゥーエから連絡がありました、老人達は既に何者かの手で………』
その連絡に驚くスカリエッティ。そして睨みながらディスプレイを見た。
「………君は一体何者だい?目的は何だい?」
『無限の欲望、昔の君と同じさ。全ての事を知りたい、試したい。そのために私は研究している』
「君は………もしや………」
『さて、これ以上は無意味かな。私も忙しい身でね、これで失礼するよ』
そう言って通信を切るクレイン。
『ドクター………』
「彼は昔の私に似すぎている………まさか………」
「スカリエッティ………」
『ドクター、今は………』
「そうだね、考えるのは後だ。戦闘は彼等に任せて、私達はイクスヴェリア君の方を」
『はい、ドクター』
そう言ってスカリエッティはシャイデの所へ向かった………
「はああああ!!」
「あああああ!!」
斧と刀が交差する。
「魔王炎撃波!!」
「業魔雷撃斬!!」
炎と雷がぶつかり合う。
「翔凰烈火!!」
「ボルティックブレード!!」
今度は炎の鳥と雷の斬撃がぶつかる。
「いいぞ、もっとだもっと!!」
そんな戦いにバルトマンは満足そうに大声で笑う。
対して零治は冷静に次の技を繰り出した。
「魔神連牙斬!」
魔神剣を連続で繰り出す零治。
「ボルティックランサー!!」
それをスフィアで相殺するバルトマン。
相変わらず戦闘は平行線で進む。
「今度はこっちから行くぞ、亡霊!!」
そう言って斧に魔力を溜めるバルトマン。
バルトマンの方が先にカードを切ってきた。
「雷獄瞬殺、ジェノサイドブレイカー!!」
神崎を襲った巨大な斬撃を作り出すバルトマン。
「くっ、ラグナル、アギト!!」
『『はい!(おう!)』』
「フルドライブ!」
『『オーバーリミッツ!!』』
すかさず、フルドライブする零治。
そして刀が光輝いた。
「斬空天翔剣!!」
零治も負けじと光輝く刀を作り出した。
「はあああああ!!」
「であああああ!!」
光輝く刀と巨大な雷撃の斬撃がぶつかり合う。
暫くぶつかり合っていたが………
「負けて………たまるか!!」
零治が見事に斬り裂いた
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