第93話 決着
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は連続でスパイラルブラスターを放つ事が出来なかった。
「しかし助かったぜ、あの野郎………操られる位なら力なんて要らねえのによ………」
「そう思うんだったら何で頼ったんだよ………」
「ウォーレンと直ぐにでも戦いたかったのさ。あの時の一騎打ちは今までで感じたことの無い程気持ち良かった………それを味わう為に今まで待っていたんだ」
「先輩が死んだのも知らなかったのか?」
「俺は最深部で拘束されてたからな。かなり暇だったぜ」
そう言って笑顔で笑うバルトマン。
「このバトルジャンキーが………」
「最高の褒め言葉だぜ、黒の亡霊!!ウォーレンの亡霊と戦っているみたいで、マジで楽しかったよ!!」
そう言いながら魔力を溜めるバルトマン。
「………だが、もういい。奴のスタイルをマネした所で奴にはなれん。これで終わりにする」
斧に電気が帯び、更に膨れ上がっていく。
「そりゃそうだ。結局の所、お前を正気に戻すためになった様なものだしな………俺は先輩じゃない。………けど」
『ラグナルフォーム』
双銃が消え、刀が現れる。
『マスターはやっぱり私じゃないと』
「だな、俺の相棒|(デバイス)はラグナルだけだ」
「アタシも忘れんな!!」
そう言って現れたのは赤い小さな少女アギトだ。
「そうだったな、頼むぞ、ラグナル、アギト」
『はい!』
「任せろ!」
「「ユニゾン、イン!!」」
アギトとユニゾンした事により、俺の髪が赤くなった。
「今度はユニゾンデバイスか!?いいねいいね!!最終決戦はこうでなくちゃ!!」
「今までの因縁もこれで全て終わらせる!!」
「さあ、殺りあおうぜ黒の亡霊!!」
そして再び2人が激突する………
「また始まったね………」
「そうみたいだな」
そんな2人の戦いをスカリエッティとゼストが並んで見ている。
『全く、私の支配を断ち切られるとはね………いくらコアに損傷があるからといってありえないのだが………流石、常識じゃ測れない男だね』
そんな2人にディスプレイ越しに話しかけるクレイン。
零治とバルトマンが互いの砲撃魔法をぶつけた辺りでクアットロのISを解除し、現れたクレイン。
その時には既にマリアージュは止まり、クレインの送り出したブラックサレナもクレインの指示で残り全て撤退した。
『今回の計画も失敗に終わり、これは私も大目玉かな?』
「にしては余裕だね。………まあそれも杞憂に終わるだろうけどね」
「どういう事だ?」
そんなスカリエッティの言葉をゼストが問いかけた。
「私も過去を清算すると言う事さ。今、あの老人の所へドゥーエが向かっている。君が起こした事件を利用
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