第93話 決着
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て斧を振り対抗するバルトマン。
2人のクロスレンジの攻防は続く。
「くはははは楽しいなウォーレン!」
「だから先輩じゃ無いっての!!」
そんな事を言いながらも2人共攻撃の手を緩めない。
「これで………!!」
「終わりだ!!」
2人共同じタイミングで離れたと思うと両方共デバイスに魔力を込め始める。
「スパイラルブラスター!!」
「ボルティックブラスター!!」
2人の砲撃魔法がぶつかりあった………
「ううっ………」
「星、気がついた!?」
「私は………」
目を開けた私が最初に目にしたのは優理でした。
確かあなたはシャイデの方の手伝いをしている筈では………
「ううっ………」
「くっ………」
「ライ、夜美!!」
ライも夜美も起きたみたいです。
私達が吹き飛ばされた事は覚えているのですが、その後の記憶が………
そもそも何故吹き飛ばされたのでしょうか………?
「星、レイは………?」
「レイ………?」
ライにそう言われ、完全に思い出しました。
「レイは………」
「レイは戦ってるよ」
「えっ!?」
私だけじゃなくライや夜美も驚いています。
それはそうですよね、だって私達はレイが死んだ所を見たのですから。
「優理、嘘では無いのか!?」
「本当だよ、私を助けてくれたもん!」
嬉しそうに、3人に自慢するように言う優理。
そんな中少し遠くの場所で、加奈とアギトが言い争いしてました。
「加奈、アタシ行くぞ!!」
「駄目だって!!ユニゾンデバイスなんて治した事無いのよ私!!確かに傷は消えてるけど、本当に回復してるなんかなんて………」
「アタシが大丈夫って言ってんだから大丈夫だ!!」
そう言ってアギトは行ってしまいました。
「星、我等も………」
「そうですね………うっ!?」
立ち上がろうとした星だが体の痛みに座り込んでしまう。
「星!?うっ………」
ライも星と同様に立ち上がれなかった。
「くそっ、回復したと思っていたが………」
夜美も立ち上がれず悔しそうに上を見る。
「「「レイ………」」」
3人は空を見上げる事しか出来なかった………
「くは、くははは!!やっぱ楽しいよ、お前らと戦うってな」
「俺はちっとも楽しかねえよ………」
肩で息をしながら零治が答えた。
最後の砲撃魔法の撃ち合いは相打ちだった。
お互いを打ち消し、完全に消し去った。しかしその次の一手で差が出てしまった。
零治はとバルトマンの放った次の一手。バルトマンのボルティックブレイカーに対してスパイラルバレット。
零治
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