第93話 決着
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て休んだ後、帰ってきたんだ………」
「お疲れ様………取り敢えず風呂にでも入ってゆっくり休めよ」
「ああ、そうさせてもらう………」
「痛いっス!!」
「うるせえ!!一番の問題はやっぱりお前が………」
「もう2人共お風呂行くよ!!」
ワイワイとダメっ子達が騒ぐ中、上の姉、フェリアとディエチはさっさと風呂に行ってしまった。
「お前らもうるさいからさっさと行け………」
未だに騒ぐ3人を無理やり部屋の外に追い出し、やっとリビングは静かになった………
「なあ零治、これからどうなる………?」
暫く静かにテレビを見ていた俺と神崎だが、ふと、神崎が話かけてきた。
「これから?」
「これから先の事だよ。あの脳みそ達の行動から冥王教団まで」
「そんなの知るか、なるようになるさ」
「楽天的だな」
「違うよ、元々の人生がそうだったろうが。未来なんて分からない、何が起こるか分からない。お前だってこの世界はアニメの世界とは違うと認識したんじゃないのか?」
「………そうだった………ごめん、バルトマンと戦って不安になったのかも………あれが初めての完璧な負けだったから………」
管理局最強のSSSランク魔導師だもんな………
確かに自分より強い相手なんて相手にしたこと無かったんだろう………
「負けるのは辛いね………」
「まあな………」
そう言って再びテレビを見る………
暫くして再び神崎の方から口を開いた。
「零治、お前は加奈の事をどう思ってるんだ………?」
そんな言葉が神崎の口から放たれた。
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