第84話 文化祭(零治)
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かれた。しかもこんな公衆の面々の前で。
しかもこの声は………
「何をするんだはやて?」
顔を真っ赤にして、でろんでろんになってるはやてだった。
「お前酔ってるのか?」
「酔ってる………?何つまらん冗談を言ってるんや〜?私はいつもと同じ、魔法少女はやてちゃんやで!」
懐かしの美少女戦士みたいな決めポーズをするはやてを見て、
「………駄目だこりゃ」
直ぐに確信したのだった。
そんでもって今度はなのはが俺に泣きついてきてとはたまたトラブルが俺の周りに巻き起こる。
殴って黙らせようかと思ったがそれは何とか踏みとどまり、耐えて助けを待っていると。
「レイ、ここにいましたか!!」
慌てた様子でやって来た星と夜美がいた。
「ライがどこにも居ないのだ、レイは見てないか………って何をしているのだ?」
「夜美、睨むのは筋違いだ。俺は何にも悪くない」
「全く説得力が無いです。ライが大変な目に合ってるかもしれないって言うのに、お気楽ですね」
「ライが危険………?それどういう事だ?」
「言葉通りの意味だ、はぐれてからどこにも見当たらないのだ。携帯に連絡しても駄目。もしかして何かのトラブルに巻き込まれたのかもしれない………」
マジかよ………はやての前例があるから余計に心配になる………
しかもライって何処か抜けてるからどうしても不安だ………
「分かった、俺も探す!!悪いがお前逹の相手をしてる暇が無くなった」
「「あっ」」
俺は両腕に捕まっているなのはとはやてをどかし、星と夜美と共にライを探しに行った。
取り敢えず3人でそれぞれ別れ、探しているのだがライの姿はどこにも無い。
「くそっ、やっぱり出ない………」
電話もかけるが、やっぱり繋がらない。
一体何処に居るんだライ………
「………もしかして」
俺はふと思い浮かんだ場所へ向かった………
「あれ?零治君?」
「おっ、すずか」
自分のクラスに来るとすずかと圭が受付をやっていた。
「やっぱりライはいないのか………」
「うん………ライちゃん当番なんだけど何処に行ったか知らない?」
「それがどこにも居なくてさ、今探してる所だ。」
「!?それって不味くないか?」
圭も文化祭の問題を知っている。去年もはやてと似たような事件があり、それを圭が発見し、何とか事なきを得られたらしい。
「まあそうなんだけど………」
そう呟いて俺は扉を見る。
「どうしたの?」
「なあすずか、中に何人いる?」
「えっ、えっと………」
数珠は元々20個用意して
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