第84話 文化祭(零治)
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間(リーダー含む)は全員気絶していた。
「いつまでもお前らに付き合ってやる道理は無いんでな。警察が来るまで気絶してもらおうか」
「いや、待て、俺が悪かった………そいつらはどうなってもいいから俺だけは見逃してくれ………」
「はあ………分かったよ」
俺はそう言って近づく。
男は半信半疑が疑った目で俺を見てるが、まあどうでもいい。
「反省したからってした事は無くなったりしないんだからちゃんと償え」
俺はそう言ってさっきの男達にやったように首に手刀を落とし、最後の男を気絶させた………
あの後、気絶した5人を先生達に預け、はやてを保健室に連れていった。
幸い、痣になったりはしないみたいで、今は赤くなってるが、直ぐに元に戻ると言われた。
そして手当が終わった俺とはやては再び見回りを始めた。
「しかしはやてらしく無かったな、アイツらなんかお前一人で何とか出来ただろ?」
「そりゃ管理局で暴漢相手の訓練はやったけどあれは魔法があってやで。流石のはやてちゃんも魔法が無くなったらか弱い乙女なんよ」
「………乙女………ぷっ」
「流石にムカッとくるでその反応。………だけど助かったわ、あのままだったらあの男達に私の大切な………」
「近くに小さい子供がいるから止めろ」
ちょうど買い物をしている子供が近くにいた。
まあ何より場所を選ぶべきだよな。
「何や………つまらへん」
そう言って俺の前を歩くはやて。
実際助けに行った時のはやては恐怖に怯えていた。
「けれど間に合って本当に良かった」
「そうやなぁ………私にも王子様がいたってことやな………」
「王子様は止めろ」
「だけど謎多き王子様やな………いくら魔法を使えるからって一般人の生活をしている筈の零治君が何であんなに場馴れしてるかも気になるしなぁ………」
「………」
「まあええわ、私はフェイトちゃんみたく執務官って訳や無いし、友達を疑うのは良くないしなぁ………まあ取り敢えず………」
そう言ってはやては俺の方を向き、
「ありがとう、零治君」
笑顔で俺に言った。
そんな感じだったのに………
「歩くの早い〜ちゃんとエスコートせんとアカンよ〜」
俺の腕を掴み、ズルズルと引きずられるように歩くはやて。
正直邪魔だ。
「何でこうなった………」
あの後はやてと別れた俺はなのはと共に迷子を生徒会室に送ってから、校庭に出ると気落ちしてるフェイトを見つけ少し話していた。
そして、それも終わって再び見回りに付いた時だった。
「れ〜いじ!!」
いきなり誰かに腕に抱きつ
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