第84話 文化祭(零治)
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前逹こそママともう一度やり直した方が良いんじゃないか?それにお前逹は男を相手する趣味があったのか?だったら俺がムキムキマッチョなおじさんを紹介してやるよ」
「ほう、言うじゃねえか………」
後ろの男達にはやてをあずけて俺に近づいて来るリーダー格の男
そして、俺のすぐそばまで来た所で………
思いっきり殴りかかってきた。
「うぉ!?」
「ちっ」
だけどそんな事は容易に予想できた。
こういう柄の悪い男達は堂々と何かしてくる事は無い。
なので、不意に殴られても容易に反応出来た。
「中々すばしっこいじゃねえか」
「まあお前逹みたいな根の腐りきった奴らの相手は初めてじゃないからな」
「………おい、あんまり調子に乗ってるんじゃねえぞ?」
そう言って懐からナイフを取り出すリーダー格の男。
何か武器を持っているかもとは思ってたけどまさかナイフを持っていたか。
「そんなもの取り出してる時点で小物だって言ってるみたいなもんだけどな」
俺がそう言うと顔を真っ赤にして俺を睨め付ける。
「なめやがって、ぶっ殺してやる!!」
そのまま怒りに任せて俺にナイフを突きつけてきた。
俺は相手の突きつけてきたナイフを持つ手の手首を掴み、捻り上げた。
相手は痛みに耐え切れず、直ぐ様手からナイフが落ちた。
「い、いててててて………」
「はぁ………」
「こ、この野郎………おい、お前らやっちまえ!!」
腕を捻り上げられた状態で残りの男達に命令する。
はやてを側に捨て去り、さっきのリーダー格と同じ様にナイフを取り出した。
「全く、状況が分かってないな………」
「それはお前だろ!!」
「舐めやがって!!」
「ぶっ殺す!!」
「八つ裂きだ!!」
4人が一斉に俺に向かってくる。
だけどコイツらアホだろ………
「盾」
「「「「いっ!?」」」」
突き刺す直前に俺はリーダー格の男を盾にした。
4人もギリギリで何とか止まる。
「あ、あぶねえだろ!!気をつけろ!!」
「いや、普通に考えてそうするだろ………」
「ぐっ………」
「だ、だったらこれでどうだ!!」
一人の男が慌ててはやての所に向かい、ナイフを突きつけた。
「これなら手を出せないだろ!!さあ、その手を離せ!!」
そんな様子に俺は溜め息を吐く。
「………はやて、いつまでそうしてるつもりだ?」
その俺の言葉を聞いたはやてはすごい速さで相手の腕を掴み、そのまま一本背負いの様に相手を投げた。
「ぐぇ!?」
「女を甘く見てると痛い目みるで!!」
「なっ、くそ………こうなったらやけ!?」
そう言って男は俺の方を向いて愕然とした。
その男の仲
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