暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〜インフィニット・ストラトス 漆黒と純白と紅の狼〜
後の祭り
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
、一つは埋まっていてそれは“天狼月牙”である。
四スタイルの機能に、特殊機能も付いているのに枠がたった一つで充分って言うのはおかしいと思うんだよね。
てっきり、二つぐらい使っていると思っていたんだが…………
「だいたい武装データって言われても、創り方自体知らないのにどうすりゃいいんだよ!」
そう、そこが問題点だった。
整備科の人間が入れば、多少は話が変って来るが、今現在ここに居るわけでもないのでどうしようもないのである。
その状態にもかかわらずだ、モニターの表示には【名称を入力してください】と表示されている。
名称を入力してくれって言われてもよ、武器の形状すらわからないのになんて入れればいいんだ?
まぁ、考えてもしょうがないし。
狼に所縁のあるやつがいいな。
う〜〜〜〜ん……………! 確か、神話の中にも二匹の狼の名があったな、それを試しに入れてみるか。
「……っと、“月天狼 ハティ”と“日蝕狼 スコル”」
と、俺はキーボードを叩き、エンターキーを押してみた。
すると…………
【名称を認識しました】
という表示が出てから、なにも起こらなかったので俺は電源を切って、夕飯の準備をする為、厨房に向かった。
〜真紅狼side out〜
ブウン…………!
【………………………………………………起動します】
【…………467機のコア・ネットワークに接続完了】
【その中から、名称に適したフォルム、武器の形状、性能のデータの作成・向上に成功。データを保存します】
【
操縦者
(
プレイヤー
)
の
想像
(
イメージ
)
を元に武装を創造する工程の手前まで終了】
【
操縦者
(
プレイヤー
)
と接続されていない為、今までの作業を保存したのち電源を切ります】
【……………保存完了。これにて終了します】
ブツッ…………!
この時、俺は知らなかった。
この機体が特異能力を持っていたことを。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ